<ウォルマートNWアーカンソー選手権 初日◇23日◇ピナクルCC(米アーカンソー州)◇6438ヤード・パー71>
過去には宮里藍(2012年)、畑岡奈紗(18、21年)と日本勢とは好相性の大会に挑んでいる古江彩佳。初日はボギーなしの3バーディにまとめ、首位とは4打差の3アンダー・32位タイで滑り出した。
10番からスタートした古江は出だしでいきなりバーディを奪うと、前半は3バーディと好調のまま折り返した。今大会は例年スコアの伸ばし合いとなるため、後半はさらに伸ばしにかかったが、勢いは止まってしまいオールパー。最後の9番も2メートルのチャンスを決めきれずに終わった。
「最初はいいリズムで回れたかなと思うけど、後半はちょっと…。耐えながら、バーディチャンスに最後もついたけど」と不満のラウンド。最終ホールを除けば「チャンスもなかなかなかった」と悔しい1日だ。
先週は最終日最終組で堂々の優勝争い。体力と同時に頭も使う1日にぐったりだった。そして迎えた今大会は3日間競技。「少し時間があったので大丈夫」と、すっかり元気を取り戻しただけに、首位との差を詰めておきたかったところでもある。
この日取り損ねたバーディは残り2日間で奪うべく、「もっとバーディを狙っていけたらいいかな」と静かに話すが、狙うは今季2勝目。今大会日本人4勝目に向け、ギアを上げていく。
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