2022年5月に発売されたピンの『グライド4.0』。昨年は3月に発売された『ボーケイ SM9』が圧倒的な強さを誇り、2位にはキャロウェイ『ジョーズRAW』が続くことが多かったが、今年に入ると『グライド4.0』が2位に浮上してシェアを伸ばしている。その要因についてPGAツアースーパーストア千葉浜野店の浦田健吾さんは、次のように話す。
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「ピンの歴代ウェッジの中では『グライド4.0』はかなり売れているほうだと思います。このモデルは米国の人気ゴルフクラブサイトでも評価が高いので、ネット系の情報を参考にして購入する人が多いです」さらに『グライド4.0』はソールグラインドの選び方もわかりやすいと浦田さんは指摘する。「ウェッジのグラインドといえば、なんと言っても『ボーケイ』。『SM9』でも7タイプのソールグラインドがあります。だからツアープロや中・上級者、ギアの知識がある人にはすごく評価されています。しかしその一方で、沢山あってよくわからないというアマチュアゴルファーがいることも事実です。そう考えると『グライド4.0』は、狭い(Tグラインド)、広い(Wグラインド)、普通(Sグラインド)、そしてバンカーに強いタイプ(EYE2グラインド)とソール選びがシンプルでわかりやすいという声もあります」ピン契約プロからも評価の高い『グライド4.0』。今年は王者『ボーケイ SM9』を追いかける1番手になりそうだ。■ウェッジ売り上げランキングトップ31位 タイトリスト ボーケイSM92位 ピン グライド4.03位 キャロウェイ ジョーズRAW※データ提供:矢野経済研究所※集計期間:2023年2月13日〜2月19日
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