<マスターズ 初日◇6日◇オーガスタ・ナショナルGC(米ジョージア州)◇7545ヤード・パー72>「6番と7番ではいいパーパットを決めて、コースに慣れることができた。4アンダーは週の始まりとしては堅実だね」
昨年覇者のスコッティ・シェフラー(米国)が4アンダー「68」の6位タイと、連覇に向けて好発進を飾った。シェフラーは2番パー5でイーグルを奪うと、9番もバーディとして3アンダーでハーフターン。11番こそボギーとしたものの、13、15番のバーディで巻き返す落ち着いたプレーを見せた。「今日のラウンドはとても楽しかったよ。サムは全米アマチュアのチャンピオンだし、明らかにとてつもない選手だ。アマチュアの彼は、ティグラウンドでどんなに緊張しただろう。でも、彼は1番で30フィートのバーディを奪って波にのったんだ。彼は素晴らしいプレーをしたし、彼のプレーを見て本当に楽しかったんだ」同組で回り、同じく4アンダー・6位タイにつけたアマチュアのサム・ベネット(米国)を気遣う余裕も見せた。シェフラーは松山英樹が優勝した2021年大会(18位タイ)の第3ラウンドから、7ラウンド連続アンダーパーをマーク。これは現役選手では最長記録となる。また、ディフェンディングチャンピオンの翌大会初日「68」は、2020年秋大会でのタイガー・ウッズ(米国)に並ぶ最少スコアとなった。まさに世界ランキングナンバーワンの実力を見せつけたシェフラー。連覇に向けて視界良好といえそうだ。
<ゴルフ情報ALBA Net>