<ネスレインビテーショナル 日本プロゴルフマッチプレー選手権 レクサス杯 1日目(1回戦)◇17日◇恵庭カントリー倶楽部(6,903ヤード・パー72)>
北海道の恵庭カントリー倶楽部を舞台に「ネスレインビテーショナル 日本プロゴルフマッチプレー選手権 レクサス杯」が開幕。朝から霧雨のような細かい雨が降ったり止んだりするすっきりしない天候の中、1回戦の16マッチが行われた。
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ホストプロの片山晋呉が若い力をねじ伏せた。小鯛竜也と対戦した片山は終始安定したショットを披露。試合展開こそ13番ホールを終わってオールスクエアという内容だったが、一度もリードを許すことなく主導権を譲らなかった。
「ISPS(ハンダマッチプレー選手権)の時もそうだったけれど、自分と対戦する相手は、相当な気持ちの強さを持ってくるのかな。本当に良いゴルフをするんだよね。だから勝つのが本当に大変。小鯛も本当に良いゴルフをしていましたよ。自分に隙があったらやられていたと思う」。
相手を讃えながらも今週の片山のゴルフには余裕があるように感じる。痛めていた腰の具合が回復し、今はかなり良い状態とのこと。心技体とはよく聞く言葉だが、今の片山には体技心といった順番なのかもしれない。体の充実が技と心の充実に繋がる。
2015年大会では決勝まで進みながら武藤俊憲に敗れている。「やっぱり1回だけでも勝ってみたいよね」。明日の2回戦は小平智との対戦。骨のある相手との対戦を楽しみにしているようにも見えた。
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