<ネスレインビテーショナル 日本プロゴルフマッチプレー選手権 レクサス杯 1日目(1回戦)◇17日◇恵庭カントリー倶楽部(6,903ヤード・パー72)>
今大会へは強行スケジュールで挑んでいる小平智。「WGC-ブリヂストン招待」、「全米プロゴルフ選手権」の2試合に出場したのち、15日(火)に帰国。自宅には戻らずそのまま北海道へ入った。昨日はプロアマ戦に出場、時差ボケのために体が重いと話していた。
「今日も正直、体はまだ重いですね。でも体がそんな状態だから、逆に気楽にやれたのかもしれませんね」
今日の1回戦の相手は山下和宏。前半を2アップで折り返すと、後半も主導権を握ったまま4&3の大差で勝負を決めた。スコア的には5バーディ・ノーボギーのほぼ完璧と言える内容でつけ入る隙を与えなかった。
「アメリカでプレーしてきたからというわけではないですが、コースもそれほど長く感じなかったし、グリーン周りのアプローチなんかも確実にレベルアップしていると感じました」
体調が優れない状態でも、きっちりとスコアメイクができたことに対し、「悪いなりにまとめられるようになったことは自信になりますね。もともとショットには自信を持っていたんですが、アプローチとパターが課題でした。その辺りが冴えてくると、気持ちも乗ってきますしね」と、満足気に頷いた。
明日の2回戦はホストプロの片山晋呉。小平にとっては、優勝賞金1億円に向けて最大の壁とも言える対戦相手だけに、どのようなゲーム展開になるのか、注目したい。
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