現在賞金ランク首位を走るチャン・キム(米国)が9日(土)、契約メーカーのピンゴルフのイベント、『PING G2フェス!2007.in 川口 オープニングイベント』に登場した。
大阪会場には“神スイング”稲村亜美さんが登場
このイベントはピンの新クラブ『G400』シリーズの開催を記念し、この日と10日(日)に埼玉県川口市の川口グリーンゴルフで行われているもの。誰もが無料でクラブの試打を楽しむことができ、先週大阪で開催された際には1万1千人以上が来場したという。
イベントには、キムの他に芸能界きってのゴルフ通として知られる渡辺裕之さん、鶴見辰吾さんも登場。渡辺さんは番組でピンの米国本社でフィッティングを受けたのをきっかけにピンを愛用、鶴見さんはその番組を見て渡辺さんに同社を紹介してもらい、以来クラブを使用しているという。
この日はキムと2人がドライバーショットを披露。キムは国内男子ツアーでドライビングディスタンスが平均323.19ヤードで1位、11位に入った海外メジャー「全英オープン」ではロンゲストアベレージドライブ部門で1位になるなど“世界レベル”の飛ばし屋。この日の会場では本気で打つとネットを越えてしまう危険があるため、セーブして打ったが、それでもキャリーで300ヤードを超えるショットを連発。渡辺さんは「ドラコンの選手やプロ野球の選手とは違う、高さと強さのあるツアーで戦う選手のショット。すごいですね」と驚愕。けっしてマン振りしていないのに飛ばすキムの姿に鶴見さんも「アイアンからリズムが一定で勉強になる。自分のゴルフも関しても可能性を感じられた」と飛距離アップへの思いを強くしていた。
キムは思いっきり振れなかったことには少し不満そうだったが、多くのギャラリーに囲まれ「日本生まれでないのに、応援してもらって本当にありがたい」と笑顔。今季ここまで2勝を挙げているが、目先の目標としては「もう1勝」、大きな目標としては「日本ツアーでマネーランクトップになりたい」と賞金王を狙うと宣言した。
<ゴルフ情報ALBA.Net>