<日本オープンゴルフ選手権 初日◇12日◇岐阜関カントリー倶楽部 東コース(7,180ヤード・パー70>
国内男子メジャー「日本オープンゴルフ選手権」で、日本ツアーに復帰した石川遼。初日は2バーディ・2ボギー・1ダブルボギーの“72”でラウンド。2オーバー61位タイと出遅れてしまった。
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出だしの1番では幸先良くバーディを奪った石川。この1番と2番ではティショットが「振り切れていた」が、徐々に「キレがなくなってしまった」という。そして8番では、ティショットが右に曲がりOBに。痛恨のダボとしてしまう。
その後もショットが右に曲がる場面が目立ち、スコアを伸ばせずに終わってしまった。16番では、グリーン左手前のラフからのアプローチでロブショットを放ちピタっと寄せ、ギャラリーから喝采を浴びるなど見せ場もつくった。「自分が打ちたかったショット、ああいう思い切りの良さが必要だった」と、終盤に自分に必要なものを思い出したが、そこからスコアを戻すことはできなかった。
この日の出遅れは、途中からティショットで「弱気な部分が出てしまった」のが原因。「自分がアメリカで上手くいかなかった理由が皆さんに伝わったと思う」と、唇を噛んだ石川。「ここから自分がどう立て直していくかだと思う」。カットラインも気になる位置。復帰戦から試練となったが、明日は最後まで自分を信じ、思い切りのいいプレーを徹頭徹尾貫けるかが勝負となる。
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