米国ボーケイデザインウェッジのアカウントがSNSを更新。今週のPGAツアー「シュライナーズ・ホスピタルズ for チルドレン・オープン」から、「次期モデル『SM7』のシーディング(ツアー供給)を開始する」とアナウンスしている。
「今週はシュライナーズ・ホスピタルズ for チルドレン・オープン。ボーケイと彼のチームは、ツアーの選手たちに『SM7』の最初のプロトタイプを供給するつもりです。『SM7』のパフォーマンスを確認するためのエキサイティングな最初のステップです」(同社SNSより)
いくつか公開された画像からうかがえるのは、「COMING SOON」と描かれたバックフェースの断面と思しきシルエット。現行『SM6』と同様にバックフェースの肉盛りをロフト毎に変化させており、これで最適なスピン量を得る仕組みがより深化していることがうかがえる。
タイトリストはいち早く選手にシーディングし、そのフィードバックを得て改善を加えるサイクルを重視している。米国ボーケイウェッジのホームページにも「今週、新しいPrototype SM7ウェッジのツアー導入のために、ウェッジチームが準備を整えます。ツアーでの検証プロセスは、最高レベルでツアー#1ウェッジを確実に実行するためのカギです」と語っている。
「最高の製品を設計できて、それをツアーに持っていくことができます。もしツアーの選手がそれを受け入れるなら、これはすごく良いことだと我々は思います」(ボブ・ボーケイ)
公開された画像ではジョーダン・スピースはじめ、ジャスティン・トーマス、アダム・スコットなどなど、そうそうたるメンバーの『SM7プロトタイプ』が準備されていることが分かる。はたして、今週いきなりの試合投入はあるのだろうか。そして、タイトリスト契約プロの成績も気になるところである。
PGAツアーに投入されて「COMING SOON」となっているということは、国内ツアーでも間もなくシーディング開始となるのだろうか。こちらも引き続き注視していきたい。
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