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【辻にぃスイング見聞】初シードの三ヶ島かな “素振り感覚”が作る安定性

今季国内女子ツアーで活躍した注目選手のスイングから強さの要因を探る“Playback LPGATour2017”。第14回は21歳の三ヶ島かなをフォーカス。賞金ランキング41位に入り、自身初となる賞金シードを獲得した新鋭のスイングを、上田桃子らを指導するプロコーチの辻村明志氏に解説してもらった。
【連続写真】フェアウェイキープ率5位の秘密はインパクトにあり
昨年は賞金ランキング55位とシード圏内に届きませんでしたが、今年は41位となり、見事初シードを獲得しています。彼女の場合、ゴルフが上達したい、という意志をかなり強く感じさせます。さらなる成長が期待されますが、現在のゴルフを見ると、パワー不足は否めません。平均飛距離が230ヤードでは、賞金ランキングの上位に入ることは難しいだけに、エンジンを大きくするための体力づくりが必要となります。
スイング的にはクセのないオーソドックスなタイプです。ボールを打ちにいくというよりも、自分のスイングの中にボールがあるというイメージで振っています。まさに素振りのような感覚でスイングしているようですね。パワーがない分、上体を十分に捻転し、ダウンスイングの切り返しも上手く行っています。よけいな動きをしていないスイングだからこそ、フェアウェイキープ率5位という結果を残せたのでしょう。
高い方向性を生み出しているのは、インパクトの形にも秘密があります。写真を見ると分かりますが、左肩、手、シャフトがほぼ一直線になっています。実は、この左サイドのラインは重要で、このラインが一直線にならない人は、ボールが曲がりやすいと判断して構いません。俗にいう左足が暴れる人ですね。左足を暴れないようにするためには、足の内側でエネルギーを受け止める意識が必要です。アベレージゴルファーに、左足が目標方向に流れないようにしましょうというと、足の外側を意識しがちですが、外側ではパワーを受け止めることはできません。あくまでも内側に意識を集中します。左股関節、左太モモ、左ヒザ、左足の内側の内側で受け止める意識がないとこの形はつくれません。さらに、ダウンスイングでは軸足となる右足の上で体を回してくることも大切です。トップから右足を動かさずに、その位置で上体を捻り戻すイメージです。その際、右足を内側に回すようにします。
三ヶ島さんは、左サイドのラインよりも少しだけ後ろに頭をキープしつつ、フォロースルーでは頭を動かさずに、両腕をしっかりと伸ばしていますが、これも左足が流れるとつくれない形です。同時に自分とヘッドの距離をつくっていますが、それもインパクトで右足親指に体重が乗っているからです。軸足である右足に体重を乗せている時間が長いと、左足が流れず、体も開きにくくなります。

解説・辻村明志(つじむら・はるゆき)/1975年9月27日生まれ、福岡県出身。ツアープレーヤーとしてチャレンジツアー最高位2位などの成績を残し、2001年のアジアツアーQTでは3位に入り、翌年のアジアツアーにフル参戦した。転身後はツアー帯同コーチとして上田桃子、藤崎莉歩、小祝さくらなどを指導。上田の出場試合に帯同、様々な女子プロのスイングの特徴を分析し、コーチングに活かしている。プロゴルファーの辻村明須香は実妹。ツアー会場の愛称は“おにぃ”。
<ゴルフ情報ALBA.Net>

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