<KKT杯バンテリンレディス 事前情報◇11日◇熊本空港カントリークラブ (6,428ヤード・パー72)>
13日(金)に開幕する国内女子ツアー「KKT杯バンテリンレディス」でシーズン初戦を迎えるアン・シネ(韓国)。2月から4月までは約2か月間に渡る入念な合宿。またケビン山崎氏が代表を務めるジム「トータルワークアウト」と契約を結び、トレーニングを行うなど昨年とは違うオフを過ごしていた。
今年のシネのスイングテーマは「ロスすることなく、ボールにパワーを伝える」。明確な改善点は体重移動だ。
「私は重心が高かったため、ボールにすべてのエネルギーが伝わっていませんでした。(バックスイングで)低重心を保ち、地面に圧をかけ、(ダウンスイングからフォローで)左足にしっかりと体重移動して、ボールにパワーを伝えるようなスイングに修正中です。また”伝えるパワーを大きくする”トレーニングもおこなっています」
トレーニングと平行したスイング改造で、身体が浮くクセが抑えられ、しっかりとつかまった球を打てるようになってきている実感はあるというが、まだまだ進化の途中。
トータルワークアウトとの契約会見時、シネのトレーニングを見たケビン山崎氏は「動いている姿を見ていると、右足に比べて、左足への体重の乗りが薄かったように見えました。ゴルフスイングで左股関節に体重が乗りにくいということは、右足に体重が残ってアッパースイング気味になっているのかな。今後は帯同トレーナーがシネの動きや練習後、ラウンド後の体の変化を見ながらトレーニングを決めていくことになると思う」と語っていたが、トレーニング面も含めて包括的に改善していく構えだ。
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