<ザ・レジェンド・チャリティプロアマトーナメント 初日◇5日◇麻倉ゴルフ倶楽部>
「RBCヘリテイジ」で米国男子ツアー初優勝を遂げた小平智が、この日ラウンドをともにしたのは大物歌手の郷ひろみ氏。日本人史上最速の15試合で米ツアー優勝を決め、ますます人気に火がついた小平だが、「やっぱり郷さんの人気はすごかった(笑)」と、それを遥かに上回るファンと歓声の多さに驚きを隠せない。
【写真】若々しい!郷ひろみがナイススイング披露
「郷さんは、自分のリズムを大切にされていて、歩いていてもかっこいい。少しアドバイスしたら、すぐにそれができるので、とても運動神経がいいんだと思います」。今年で63歳を迎える郷氏だが、水泳の五輪金メダリスト、北島康介氏に次いで著名人の部では2アンダー・2位(※大会独自ハンディキャップによる成績)。年齢を感じさせないプレーを披露した。
一方の小平も、1イーグル・6バーディ・ノーボギーの「64」、8アンダー・首位タイに立ってしっかりと強さをアピールできた。本大会の直後に渡米し、米ツアーに本格参戦する予定だが、「楽しみと不安が入り混じっていますが、どちらかと言えば楽しみのほうが大きいです」と力強い眼差しを見せた。
明日は大会終了後、午後5時10分の飛行機で米国に出発と、かなりハードなスケジュールを組んでいる。もしプレーオフにでもなれば、フライトに間に合わない可能性もあるが…。「間に合ってほしいので、ズバ抜けて優勝します」。飛行機のためにも、米ツアーへの景気づけのためにも、独走Vを狙っていく。(文・谷口愛純)
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