<ザ・プレーヤーズ選手権 初日◇10日◇TPCソーグラス(7189ヤード・パー72)>
米国男子ツアー「ザ・プレーヤーズ選手権」が開幕。“第5のメジャー”と呼ばれるビッグトーナメントに参戦している松山英樹の初日は「79」。7オーバー・139位タイと厳しい結果となった。
「マスターズ」覇者のパトリック・リード(米国)、世界ランク3位のジョン・ラーム(スペイン)と1番からスタートした松山は、2番で約2mのバーディパットを沈め、幸先よくバーディを先行させるが、7番ではティショットを右へ曲げ、2打目を池にいけるなどしてダブルボギーを記録。前半9ホールを1オーバーで終える。
後半に入ると12番パー4で1つ伸ばし、イーブンパーに戻すが、続く13番で落とし、なかなか浮上の機会をうかがえず。1オーバーで迎えた上がり3ホールは16番パー5でボギーとすると、例年多くの選手を悩ませるアイランドグリーンの17番137ヤード・パー3で大荒れの展開に。
56度のウェッジで放ったティショットがわずかにグリーンに届かず、右手前の池へ。1打を加えて同じ箇所から打ち直した3打目はグリーン手前のバンカーに吸い込まれ、4打目のバンカーショットはグリーンで止められず、反対サイドの池へ。結果的に6オン2パットの「8」で一気に”+5″。最終18番で取り戻すことができず、7オーバーで初日の競技を終えた。
「(17番は)前の二人が打った感じを見ている限り、リードと同じような感じ(※グリーン手前に着弾)かなと思ったら、池だったのでビックリした。(ショットの感触は)全然悪くなかった」と悪夢のホールを振り返った松山。ラウンド全体を通しては「ティショットは安定していましたが、セカンド以降はなかなか…。先週同様、縦も横も合わせられない」と悩みは多い。
予選ラウンド通過へ2日目はビッグスコアが必要となったが、「カットラインには7アンダーか8アンダーが必要だと思うので、そこを目指して頑張りたいと思います」と前を向いた。
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