<ツインフィールズレディーストーナメント 初日◇17日◇ゴルフクラブ ツインフィールズ ゴールドコース(6,462ヤード・パー72)>
今年で3回目を迎えるステップ・アップ・ツアー第6戦「ツインフィールズレディース」の初日。プロ入り7年目の28歳・澤井瞳が4バーディ・1ボギーの3アンダー「69」をマークし、2015年「フンドーキンレディース」以来、3年ぶりの単独首位発進を決めた。
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ホールアウト後、「(首位発進にも)全然ホッとしていません。今日は何が良かったのか…」と疲れた表情で振り返った澤井。前半16番では5mのフックラインを「あり得ないぐらい横から」入れて初バーディを奪うと、後半の1番は下りの5m、5番では6mの難しいスライスラインを読み切って連続バーディを奪取した。
しかし、4バーディ・1ボギーの好スコアにも首をかしげる。「このコースは本当に難しい。本当に何が良かったのか自分でもわかりません。それぐらい1打1打必死でした。ただ、結果が良かった。それだけです」。
今シーズンから所属先との契約も切れ、考え方もガラリと変わった。「プロゴルファーとして安定した収入がないというのは、本当につらい。1試合にかける思いと重みが全然違います。本当に必死です」。目の前にあるチャンスは必ず掴み取る。初勝利への執念は、鬼気迫る表情に表れていた。
モチベーションが上がる理由がもう一つ。歴代覇者の小橋絵利子と永田あおいは、月1回食事に行く間柄だという。「コースに来た時、ポスターを見て思ったんですよね。“あっ! こばえりとあおいさんやん!”って。すごく仲がいいので、私も続きたいです!」。親友2人に続き、3人目の優勝者としてその名を刻めるか。
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