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【WITB】「緊張に動じなかった」クラブ契約フリー、岡山絵里の優勝ギア

＜リゾートトラストレディス最終日◇27日◇関西ゴルフ倶楽部（6,569ヤード・パー72）＞

「むっちゃ緊張した」。ウィニングパットを決め、恥ずかしがり屋のショットメーカーは感情を爆発させた。「リゾートトラストレディス」最終日、岡山絵里が勝みなみをプレーオフで下し、嬉しいツアー初優勝を挙げ右手を高々と掲げた。

【写真】岡山絵里、初優勝を決めてこのガッツポーズ
昨季は初日に飛び出すことが多く、首位スタートが2回、2位発進が3回。2日目の足踏みが多くとも、5位以内で最終日を迎えることは6度あった。アグレッシブなプレーが持ち味の岡山だが、昨季は最終日にすべて跳ね返された。そして、今季初の首位発進、2日目もトップタイで迎えた久々のチャンスが今大会だった。

「前はドキドキしていましたが、今日は動じなかった。まるで別の自分が、自分を客観的に見ているよう」と、これまでとは違った。「負けて学んだことも多いし、悔しい気持ちを持ち続けたから、こうして勝てたと思う」。シャイで口ベタだが、課題のパット改善のために勇気を出してライバルたちに助言を仰いできたという。

ボールとアクセサリーのみスリクソンと契約するものの、昨季からクラブ契約フリーを継続。使用クラブも各社の一世代前のものが多く、気に入ったものを長く使う。ウッドのシャフトを供給するフジクラのツアー担当者も「岡山プロはつかまり過ぎて左に行くことを一番嫌うので、その不安がないのが『エボ2』を長く使っている理由ですね」と語っていた。

【岡山絵里の優勝セッティング（WITB＝Whats in the Bag）】
1W：スポーツライフプラネッツ RODDIO Type-M
（9.5°、SPEEDER EVOLUTION II 661/S/45インチ）
3W：グローブライドオノフフェアウェイアームズ（15°）
3,4U：PING Gハイブリッド（19,22°）
5I〜PW：ダンロップスリクソンZ565
A,SW：クリーブランド 588 RTX 2.0 プレシジョンフォージド（48,52,58°）
PT：スコッティキャメロンスタジオセレクトニューポート2
BALL：スリクソン Z-STAR
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