<全米女子オープン 初日◇31日◇ショール・クリーク(6,689ヤード・パー72)>
海外女子メジャー第2戦「全米女子オープン」が開幕。日本勢9名は軒並みオーバーパー発進と苦しい展開。昨年大会で4日間を戦い、ドライビングディスタンス1位(256.59ヤード)となった葭葉ルミも2オーバー・56位タイで初日を終えた。
畑岡奈紗と並び、日本勢最上位も出遅れた格好。「バーディーチャンスは多かったですが、グリーンが難しく、なかなか入らなくて苦労しました。小さいマウンド、アンジュレーションもあり、読みにくかった」と4バーディ・4ボギー・1ダブルボギーの「74」。
スタートホールの1番でバーディ発進も、直後の2番でダブルボギー。前半9ホールを終えて、1オーバーとするも、後半立ち上がり11番パー5でイーブンパーにスコアを戻す。その後は、13番からの3連続ボギーで一気に転落してしまうが、最終18番で2打目をピンそば1.5mにつけてバーディ奪取。2日目につながる形でのホールアウトとなった。
結果的にオーバーパーとなったものの、コースの印象は良い。
「攻めの姿勢でいましたが、自分の想定より”飛んで”いて、縦の距離感が合わなかった。でも距離感はかなり掴めてきました。(海外メジャーで)気持ちも入っているし、アイアンも、アメリカという国だから距離が出ているのかも。(スコアを)伸ばせそうなコースで、自分のタイプに合っているので、明日以降に頑張りたいと思います」
3度目の全米女子オープンの舞台。過去2回ともに予選通過(15年最終順位・15位タイ、17年最終順位・51位タイ)を果たしているだけに、2日目の巻き返しを期待したい。なお、初日のドライビングディスタンスは12位(255.05ヤード)となっている。
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