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上田桃子がハーフ「30」で単独首位 “無念の欠場”のリベンジへ

＜ヨネックスレディス 初日◇1日◇ヨネックスカントリークラブ（6,422ヤード・パー72）＞
前半9ホールは1バーディ・1ボギーも、後半9ホールを6バーディ・ノーボギーのハーフ「30」。上田桃子が「ヨネックスレディス」初日に「66」の好スコアをマークし、6アンダー・単独首位発進を決めた。
【LIVE写真】初日の戦いを特選フォトでプレーバック
「同組の（比嘉）真美子に言われて知りました。自分では全然分かっていなかったです。ハーフ『30』は思い出せないくらいです（笑）」と振り返った上田。「前半はグリーンの読みにくさを感じて、チャンスを決められずも、（後半立ち上がりの）10番のチップインバーディで流れが変わった。難しいホールもありますが、要所要所で攻めていけている」と、手応えを口にした。
「ヨネックスレディス」では、2016年大会でポラニ・チュティチャイ（タイ）にプレーオフで敗れた経験があるものの「不動さんと争ったり（※2007年大会）と、勝てていなくても、優勝争いができる良いイメージ」と開催地のヨネックスCCは好きなコース。
昨年は背中痛のため、初日スタート前に欠場を決めたが「（2016年の）プレーオフではすごく応援していただいた。それが嬉しくて“次の年は勝ちたい”と思った。でも“勝ちたい”どころか、出場することもできなかった」と悔しい気持ちを抱えただけに、今大会は新潟のファンに、再び良いプレーを見せるための“リベンジ”大会となる。
練習ラウンドをせずに、木曜日のプロアマ戦からコース入り。「先週はスコア的には良かったですが、上がり4ホールでは勝負をかけたショートアイアンをピンに絡めることができなかった。アドレスで右を向きすぎていることを修正し、縦回転のスイングができるように」と、「リゾートトラスト レディス」3位タイと好結果のなかでも、発見した課題に取り組み、今大会に臨んでいる。
地元熊本での「KKT杯バンテリンレディス」で無念の予選落ちを喫してから、再び奮起し、「フジサンケイレディスクラシック」では3位タイ、前々週の「中京テレビ・ブリヂストンレディス」からは今季初の2週連続トップ10入り。徐々に上位争いが増えているだけに、そろそろ2018年の1勝目が欲しい。（文・標英俊）

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