<ヨネックスレディス 初日◇1日◇ヨネックスカントリークラブ(6,422ヤード・パー72)>
ヨネックスカントリークラブはティショットの置きどころによって2打目の景色が変わる戦略性が問われるコース。その為、ティショットの精度がカギを握る。そんな「ヨネックスレディス」初日は上田桃子が6アンダー・単独首位発進と決めたが、上位陣のなかで注目は2アンダー・6位タイにつけたユン・チェヨン(韓国)。
【関連写真】8頭身美女がドレスに着替えたら…
開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」2位と好調なシーズンインを果たしたチェヨンは、「アクサレディス」3位タイ、「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」5位とたびたび上位に顔を出し、13試合中10試合の出場ながら、現在賞金ランク11位(22,451,000円)。2017年も「サマンサタバサ ガールズコレクション・レディース」「センチュリー21レディス」と2週連続2位フィニッシュを見せるなど、優勝争いができる実力は実証済み。初優勝が待たれる選手だ。
「サロンパスカップ」以降は体の疲れを感じており、「ショットの力強さが弱まっている感覚がありました」と懸念材料はあるものの、「体力が落ちるのは仕方ないと割り切って、コンディション管理につとめた。今週も調子はいまひとつでしたが、大きなミスなくプレーできたのが、初日アンダーパーにつながったと思います」と上々な滑り出しを見せた。
現在ショットのスタッツで際立つのは、フェアウェイキープ率2位(75.4762)。飛距離はツアー平均から劣るものの、曲がらないショットを武器に着実に2打目でグリーンを捉えてくる(パーオン率66.6667/18位)。今大会もフェアウェイキープがカギになることがもちろん試合前からわかっており…
「練習日もとにかく曲げないことを意識してラウンドしました“武器”を活かして残り2日間頑張りたい。パー5がバーディチャンスなので、サードショットをしっかりと寄せて、チャンスにつけるようにしたい」
今季は同じくTP単年登録だったフェービー・ヤオ(台湾)、ぺ・ヒギョン(韓国)が優勝を果たし、LPGA会員資格を獲得。シード獲得でも、会員資格を得ることができるが、彼女ら同様に優勝で会員資格を勝ち取りたいところ。ショートゲーム力も高い堅実な8頭身美女ことチェヨンには、十分にチャンスがある。(文・標英俊)
<ゴルフ情報ALBA.Net>