<ヨネックスレディス 初日◇1日◇ヨネックスカントリークラブ(6,422ヤード・パー72)>
6月1日(金)に「ヨネックスレディス」開幕したが、海の向こうでは海外メジャー第2戦「全米女子オープン」が開催。飛ばし屋アリヤ・ジュタヌガーン(タイ)、そして今季「サロンパスカップ」優勝争いで注目を集めたイ・ジョンウン6(韓国)ら首位につけたが、同じく5アンダー発進となったサラ・ジェーン・スミス(オーストラリア)と”いい関係”を築いているのが、「ヨネックスレディス」をディフェンディングチャンピオンとして迎える青木瀬令奈だ。
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2017年「TOTOジャパンクラシック」2日目、最終日に同組となった両者。2日目のラウンド後にはお互いのキャディを交えて記念撮影するなど交流を深めていた。「せっかく仲良くなったので、最終日も同組だと決まったところで、日本のおみやげを持っていって欲しいと思い、夫婦(※キャディが旦那さん)に向けて、お箸をプレゼントしました」と粋な計らい。以後連絡を取り合うようになったといい、「”オーストラリアオープンとかこないの?”とかメッセージをもらい、昨年の終わりには、”クイーンズ(※THE QUEENS presented by KOWA)にいく”と聞いて、私は出場できないので頑張ってくださいって送りました(笑)私も彼女を応援していますし、応援してくれていると思います」とたびたび連絡を取り合っていたという。今回の全米女子オープンも優勝を願っている様子。
好発進のスミス同様、青木も「終始緊張していました」という初めてのディフェンディング大会ながら、2アンダー・7位タイと上位発進。「久しぶりに初日アンダーで回れたのでホッとしています。(連覇への)期待はひしひしと感じています」といい、今朝会場に入ってから手が震えた瞬間もあったというが、「プロ1年目に初めてココで優勝争いしたときには、最終日最終組で緊張しなさすぎてまったくダメだった。そのときに”このコースは緊張してもいいんだ!”と知ることができたのを、いまでも覚えてます。学んだことを実践できて、少しは成長しているのかな(笑)」と笑顔を見せた。
昨年は短縮競技での逆転勝利だったが、「今回は短縮になることはない(注:昨年大会は荒天のため初日中止)ですから、最終日にいい順位で上がりたい。”緊張しながら”頑張りたいと思います」と意気込んだ。(文・標英俊)
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