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科学者も帝王の前ではタジタジ? B・デシャンボー「ジャック・ニクラスのコースでの優勝は特別」

<ザ・メモリアル・トーナメント 最終日◇3日◇ミュアフィールド・ビレッジGC(7,392ヤード・パー72)>
プレーオフ2ホール目。正規のホールを加えれば3回目となる18番のバーディパットをついに決めて「3度目の正直できっちりと決められた」と笑顔を見せた。120名のみの精鋭が集う大会「ザ・メモリアル・トーナメント」を制したのは、トータル15アンダーまで伸ばし、カイル・スタンレー(米国)とアン・ビョンハン(韓国)とのプレーオフを制したブライソン・デシャンボー(米国)だった。
2016年来日時に笑顔を見せるデシャンボー
これで2017年の「ジョン・ディア・クラシック」以来となるツアー通算2勝目。今回の勝利も初勝利とはまた違った格別なものがある。「ジャック・ニクラスのコースでの優勝は特別。自分のキャリアの中でとても重要な勝利」。ニクラスがホストを務め、そのニクラス自身が設計し「傑作」の呼び声高いミュアフィールド・ビレッジGCで勝てたことは感慨深い。
優勝後、そのニクラスに「初めてブライソンとあったのはオーガスタ。彼は全米アマチュアチャンピオンとして招待されてオーガスタにきた。今日は苦労しながらの優勝だったね」と声をかけられると「我慢のゴルフでした…」と一言。ゴルフ科学者の異名をとる男も、帝王の前では恐縮しきりだった。
<ゴルフ情報ALBA.Net>

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