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【初日展望】悩める昨年覇者キム・ハヌルは思い出の地で好スタートを切れるか

＜宮里藍 サントリーレディスオープンゴルフトーナメント 初日◇7日◇六甲国際ゴルフ倶楽部(6,525ヤード・パー72)＞
今年から宮里藍を大会アンバサダーに迎え、名称も「宮里藍 サントリーレディス」と生まれ変わった伝統の一戦が7日（木）に開幕する。
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最注目は昨年のこの大会でシーズン3勝目を挙げたキム・ハヌル（韓国）だが、今季はここまで「サイバーエージェント レディス」の7位タイが最上位。賞金ランクは45位と実力者らしからぬ戦いが続いている。目下の課題はドライバー。「距離が出ないし、曲がる。感覚に納得がいかないので自信が持てません」と悩んでいる。
光明はイメージが良くなっていること。「アマプロ戦でコースを回っていいイメージを思い出した。去年はこう打ったなぁとか勝ったときを思い出して気分が上がりました」。思い出の地で何かきっかけを掴み、好スタートを切りたいところだ。
一方で調子を上げて今大会に入ってきたのが勝みなみと上田桃子。勝は2週連続2位となっており「調子は悪くない、むしろいいです」と話すなど状態は良好。上田も3位、2位と尻上がりに順位を上げており、「パターがいい感じなのでショットがある程度のところにつけられれば」とこちらも手応えを持ってティオフできそうだ。勝にとっては憧れの人の、上田にとっては戦友の名が冠された大会。強い思いで初日から飛ばしていきたい。
宮里と同じ沖縄出身の新垣比菜は今大会で3週ぶりに復帰。欠場理由の右手首痛は「大丈夫です」ともう問題は無い。「ずっと憧れていたプロゴルファーの名前がついた大会なのでやる気がでます。いい結果を出したことが無いので今年こそは頑張りたいです」と意気込んだ。
アンバサダーの宮里も「私の名前がついた大会で、誰が勝つか楽しみです」と興味津々の兵庫決戦。様々な思いを胸に、戦いの火蓋が切って落とされる。
<ゴルフ情報ALBA.Net>