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比嘉真美子、同郷の大先輩が冠名の大会で首位浮上「私の名を刻めれば光栄」

＜宮里藍 サントリーレディスオープンゴルフトーナメント 3日目◇9日◇六甲国際ゴルフ倶楽部(6,525ヤード・パー72)＞
賞金ランク2位と目下絶好調のショットメーカーが今週も優勝争いに絡んできた。「宮里藍 サントリーレディス」3日目、比嘉真美子が5バーディ・1ボギーの「68」と4つ伸ばしてトータル14アンダーの単独首位に浮上。今季2勝目に王手をかけた。

気合は十分。なんたって地元・沖縄の大先輩である宮里藍の名が入った大会だ。「憧れの選手です。モチベーションが上がります」。それだけではない。「私がゴルフを始めたときに、藍さんはすでにスター選手だったので、いまだにメディアの中の人というイメージが抜けません。その方が近くにいることがまだ信じられない。藍さんを見ると、プロゴルファーを目指していたころを思い出します」と初心に戻らせてくれる存在でもある。
当然、自身のロールモデル。「小さな沖縄県から、こんなに人を感動させられる人が出るんだなと。私も日本中を感動させることができるように頑張りたい」。目をきらきら輝かせながら、宮里藍について話した。
狙うはただ一つ。宮里も袖を通したスカイブルーのチャンピオンブレザー。「明日の優勝に向けてできることをやりたい。自分のリズムを大事にして、ベストを尽くす。それが勝つことへの一番の近道だと思っています。藍さんの冠名がついた初めての大会。そこに優勝者として、私の名前を刻むことができれば光栄です」。力強い言葉で意気込んだ。（文・秋田義和）
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