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女子ツアーでも話題の“ミケルソン問題” 鈴木愛はジュニアへの悪影響を懸念

<アース・モンダミンカップ 事前情報◇20日◇カメリアヒルズカントリークラブ(6,620ヤード・パー72)>
「全米オープン」でフィル・ミケルソン(米国)が、動いている球を打ち返し2罰打を受けた問題。ミケルソンはラウンド後の会見で「(ボールが動ききった位置から)またプレーするより、2ペナルティ受けた方が、いいと思った。早く次のホールに行きたかった」と話したが、国内女子ツアーのパッティングの名手たちはどう感じたのか。
【写真】全米オープンで驚愕の一幕 報道陣に囲まれるミケルソン
昨年の賞金女王で早くも今季4勝を挙げている鈴木愛は、「衝撃でした」と驚きを口にするとともに、ゴルフ界の将来を懸念。「(ニチレイのときの)キャディさんから聞いて、後日調べてみたら驚きでした。打ってしまいたい気持ちも分かりますし、私も足で(動いているボールを)止めたくなるときもありますが(笑)さすがにやらないです。コースセッティングが難しかったのかもしれませんが、あれだけ有名な選手。ジュニアゴルファーがああいうことを真似すると良くない。残念ですね」と話した。
「あれはちょっとゴルフじゃないですよね」と話すのは同じくガッツが持ち味のパター巧者・大山志保。「それまでに相当フラストレーションが溜まっていたのでしょう。3日間積もり積もったのが爆発して、とっさに出てしまったんだと思います。一瞬で計算できないと思う。でも、ちょっと違うんじゃないかな、と個人的な意見ですが思います。色々溜まっていたんでしょうけどね」と見解を口にした。
元世界ランク1位で海外を良く知る申ジエ(韓国)も「ミケルソンは元々ジェントルなイメージ。とてもびっくりしました」と驚愕。同じような場面で自分もやりますか? という問いには、「私はやらないですね。入っても転がっていっても、それが運命だと思って受け入れていますから。遠くまで転がっていってしまったならば、頑張って入れ返しますよ」とジエらしい回答だった。
女子ツアーでも様々な意見が飛び交うミケルソン問題。騒動はまだまだ続きそうだ。
<ゴルフ情報ALBA.Net>

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