<アース・モンダミンカップ 最終日◇24日◇カメリアヒルズカントリークラブ(6,620ヤード・パー72)>
昨年9月の「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」の練習中に首を負傷し、「頚椎間板ヘルニア」のため特別保障制度(公傷制度)が適用されていた大山志保。その後は試合に出場しなかったが、賞金ランキング50位に入り、公傷制度適用者が始めてシード権を獲得するケースとなった。
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そのため、シード選手に翌シーズンから課せられる出場義務試合数が大山にも当てはまるかどうか検討されていたが、このたび日本女子プロゴルフ協会(以下LPGA)が正式文書を発表。今年度の出場義務試合数は免除とし、来年度については今季賞金ランク50位内に入れば、出場試合数に関わらずシード権が付与されることとなった。
以下、LPGAからの発表全文
【今年度の出場義務試合数について】
現行規定においては、トーナメント特別保障制度第6条第2号により、今年度の出場義務試合数は免除されないものとなっていました。ただし、この規定では公傷が完治しないまま、無理に競技に復帰せざるを得ない状況を生み出してしまいました。この事態を鑑みて、トーナメント事業部では、今年度の出場義務試合数を免除することを決定いたしました。
【来年度のシード権について】
上記により、今年度ツアー終了時に賞金ランキング上位50位までに入っていれば、出場試合数にかかわらず、LPGAツアー規定第14条第1項第1号に定める来年度の賞金シード権を付与します。また賞金ランキング上位50位に入らなかった場合にも、今年度LPGAツアー競技で優勝、出場試合数にかかわらず、LPGAツアー規定第14条第1項第2号に定める来年度1年間のシード権が付与される。
この度この件につきましては、特別保障制度の規定に至らない点があり、大山志保選手には大変、ご迷惑をお掛けしました。
今後もLPGAでは規定改善に取り組んで参ります。
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