<長嶋茂雄 INVITATIONALセガサミーカップゴルフトーナメント 事前情報◇3日◇ザ・ノースカントリーゴルフクラブ(7,178ヤード・パー72)>
北海道にあるザ・ノースカントリーゴルフクラブを舞台に開催される「長嶋茂雄 INVITATIONALセガサミーカップ」で米ツアー3勝を挙げたマルちゃんこと丸山茂樹の息子・奨王がプロトーナメントデビューを果たす。
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今回出ようと思ったきっかけは“力試し”の意味合いが強いという奨王。「去年も“出てみないか”といってもらえたのですが、自分ではまだかなと思っていました。ですが高校を卒業して、今年から大学生になる年。日本も大学生が結構ツアーに出ているので、自分も挑戦したいと思いました」。
ジュニア時代から、米国西部では名の通った実力者。出場を決めると勉学の合間を縫って練習した。そして先週の木曜日から会場に入り、練習ラウンドを行ってコースを確かめてきた。この日は同じく米国で研鑽を積むアマチュア・大西魁斗とともに、最初の9ホールは父・茂樹が「第二の保護者」と呼ぶ深堀圭一郎と、後半9ホールは石川遼と豪華なペアリングで18ホールの調整。「アプローチの打ち方などすごく勉強になりました」と収穫を口にした。また年に3、4回ほどしか教わらないという父も18ホール帯同。とてもためになる1日となった。
ゴルファーのタイプを聞かれた際、父子ともに声をそろえるのは「タイプが違う」ということ。小技で魅せるタイプの父・茂樹に対して、奨王は300ヤード近いドライバーショットが持ち味。スイングも奨王いわく「似ていると思う部分はないですね。(テークバック直前に)親指がピクピク動くところくらいでしょうか(笑)」とのこと。
目標は「とにかく」予選通過。「まずはそこを目指して最初の2日間納得のいくプレーをしたいですね。週末まで残ってテレビに出られるように頑張ります」。土日は父・茂樹がテレビ解説予定。そこまでいければ最高だ。
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