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道産子ルーキーが地元？でツアー初勝利へ【データ好き！記者Aの大胆予想】

後半戦最初の試合「ニッポンハムレディスクラシック」が6日（金）に開幕。今年最初の北海道での戦いの優勝者は誰なのか。データ好きの記者Aが今週もスバリ大胆予想！
【写真】開幕前の様子も現地からお届け！「ニッポンハムレディス」は明日開幕
■今年でまだ3回目 比較的若い大会
今年で3回目を迎えた今大会の舞台となるアンビックス函館倶楽部 上磯ゴルフコースは、広大な丘陵地の自然を最大限にいかしたコースで、ドッグレッグは少なくグリーンが常に望めるストレートなホールが多いのが特徴。そして北海道の大会らしく、今季最初の洋芝だ。
過去2回しか開催されていないためデータは少なく、16年度は8アンダー、17年は19アンダーと大きく傾向に差がある。が、2年連続で2位のキム・ハヌル（韓国）、優勝と5位の葭葉ルミ、2位と5位の菊地絵理香などなど2年連続で上位勢は似たような顔ぶれとなっている。歴代の優勝者を見れば葭葉、イ・ミニョン（韓国）と距離の出る選手が優勝しているのも特徴。ショット力がものを言いそうだ。
■アイアンの切れ味が大事
ショットのスタッツが良く、函館と相性の良い成田美寿々が筆頭といえそうだ。前半戦パーオン率は4位、トータルドライビング（ドライビングディスタンスとフェアウェイキープ率を足した数値）は3位。そして総合的な力を表す、トータルドライビング順位とパーオン率順位を合算したボールストライキングも3位とショット力はツアー屈指。16年8位、17年5位とコースとの相性も悪くない。賞金ランク首位を走る鈴木愛を追いかけるためにもここでは上位に入りたい。
もちろんボールストライキング1位の比嘉真美子も候補の一人。16年は53位タイ、昨年は予選落ちと洋芝への対応がカギとなるが、今季のショット力なら相性も克服できるはずだ。同2位の昨年覇者ミニョンは6月2試合休んだ腰痛の様子が気になるところ。
そしてもう一人、ボールストライキング10位の小祝さくらも気になる存在。ルーキーとは思えぬショット力に加えて、アマチュアで出場した16年大会は優勝争いに絡み8位タイ。札幌出身の小祝にとって車で約4時間半の函館は同じ北海道とはいえ地元と言えるか分からないが、思い出の大会でツアー初優勝は十分にあり得る。
【歴代優勝者】
2017年度：イ・ミニョン
2016年度：葭葉ルミ
<ゴルフ情報ALBA.Net>