最新ゴルフニュース

2013年度プロテスト1位の倉田珠里亜「成長を感じています」

＜カストロールレディース　事前情報◇24日◇富士OGMゴルフクラブ 市原コース(6,473ヤード・パー72)＞
24日（火）から4日間、兵庫県のチェリーヒルズゴルフクラブで「最終プロテスト」が行われているが、2013年度のテストで1位通過した倉田珠里亜が「カストロールレディース」に出場する。
プロアマ前夜祭で笑顔を見せる倉田珠里亜
プロテスト会場に負けず劣らずの暑さを誇る、富士OGMゴルフクラブ市原コースで、倉田はプロテスト当時のことを振り返った。1位での通過については「嬉しかったですけど、気にしていません。過去のことなので」とサラリ。しかし、そこからの5年という歳月について聞かれると「あっという間でした！一年が本当に短くて、もう5年かーという感じです」と笑った。
その一方、「最近になって成長を感じてきました」という実感も倉田は口にする。それは5月に患った「腰痛」がきっかけになったのだとか。「腰痛で、ゴルフができない期間が1カ月続きました。それで治った後に、一度体の使い方を見てもらいました。そうしたら、これまでのスイングは腰の負担になっていることが分かって、改めました。その後からショットのミート率があがって、飛距離も戻ってきました」。動きのひずみがスイングにも影響し、さらに腰への負担になっていたようで、その解消がプレーの質を上げたと倉田は話す。
さらに“ケガの功名”は、メンタル面にも大きな影響を与える。「去年までは、ショットを放つとき、『どこに飛んでいくんだろう』と不安がありました。でも今は自信を持って打てます」と確かな成長を感じている。
ホステスプロとして臨む大会には「これまでは気合いを入れ過ぎて失敗してきた（最高成績は昨年の26位タイ）ので、今年は考え過ぎずに、頑張ります」と話した。そんな倉田にとってのプロテストは、「今までで一番、緊張しました。もう2度とあの緊張感は味わいたくないです」という記憶しか残っていないそうだ。今季はここまでレギュラーとステップ2試合の出場に留まっているが、今後は“何度も味わいたい緊張感 ” をたくさん味わうためにも、25歳のさらなる成長に期待したい。（文・間宮輝憲）

<ゴルフ情報ALBA.Net>