<WGC-ブリヂストン招待 事前情報◇1日◇ファイアーストーンCC(7400ヤード・パー70)>
2017年の国内男子ツアー「ブリヂストンオープン」に優勝して今大会の権利を獲得。さらに18年シーズンは、フェアウェイキープ率3位の曲がらないショットを生かして賞金ランク1位と目下絶好調の時松隆光が、現地時間2日(木)に開幕する世界ゴルフ選手権の今季最終戦「WGC-ブリヂストン招待」に挑む。
【写真】時松隆光と同組バッバの変則だけど飛ぶスイング<連続写真>
前日の1日(水)は小平智と練習ラウンド。インコースの9ホールを確かめた。状態は「良くもなく悪くもなく普通な感じです。曲がらない方がいいコースですが、ショットはいい球も出ますけど悪い球も出ている状態。今の実力じゃバーディ、バーディというゴルフはさせてもらえないと思うので、ボギーを打たずにパーを粘り強く獲っていきたい」とプランを語った。
そんな時松と初日、2日目に同組となったのは、時松プランと真逆のプレーが持ち味で、現在米ツアードライビングディスタンス6位(313.8ヤード)のバッバ・ワトソン(米国)。日本ツアー79位(275ヤード)の時松との差は約40ヤードほど。おいていかれる、といった生やさしいものではないほどの距離の差が出るだろう。だが、このペアリングを時松は歓迎した。
「そこまでいっちゃうと追いつかないのは分かっているので、逆に自分のゴルフを徹底してやれると思う。中途半端に届きそうなくらいより、いっそいいと思います」
来週の海外メジャー「全米プロゴルフ選手権」にも特別招待枠で出場が決まっている日本の若きホープ。月曜日の練習ラウンドで松山英樹からも「曲がらないね」と褒められたショットで、飛ばし屋とのラウンドでも持ち味を発揮してみせる。(文・秋田義和)
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