毎週、ゴルフツアー会場で選手たちを撮影し続けるプロカメラマン。インサイドロープでプロゴルファーの凄みや熱気を感じ、ときおり会話のやりとりを見聞きするなど、“試合中の選手たちに最も近いメディア”であるツアーカメラマンが見た印象的な景色を紹介する【北海道meijiカップ編】。
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プロのトーナメントには大勢のギャラリーが集まるが、ギャラリーの楽しみ方はそれぞれで、好きな選手を応援するもよし、ピクニック気分でゴルフ場の自然を楽しむもよし。ようは楽しめればいいのだ。
国民性もあるのだろうが、海外では熱狂的な応援が当たり前。ときには選手のプレーの妨げになるものもあるが、とにかく目立とうとするファンは多い。日本のファンはどちらかというと静かだが、先週の「北海道meijiカップ」に、心から楽しんでいるギャラリーがいた。「あまり日本では見ませんが、すごく楽しそうだった」と振り返るのは上山敬太カメラマンだ。
「信号機です(笑)。独特なコスチュームでノリが良くて、進んで試合を楽しんでいるのを見るとこちらも楽しい気分になりました。3人から目が離せなくなって、ずっと見ていたのですが、50メートルくらい離れたところからは3人で肩を組んで歩いていました。本当に楽しそうでした」(上山カメラマン)
タイガー・ウッズ(米国)のファンが虎の着ぐるみでコースに出没するのは有名な話。「海外のツアーではリッキー・ファウラー(米国)が日曜日に着るオレンジのウェアを真似する子どもがいたりと、おのおのに楽しんでいます。日本でもそういうギャラリーが増えるといいですね」と話す上山カメラマン。ゴルフ観戦を楽しむには、格好も大事ですよ、皆さん。
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