<ISPSハンダマッチプレー選手権 準決勝◇8日◇鳩山カントリークラブ>
国内男子ツアー唯一のマッチプレー競技「ISPSハンダマッチプレー選手権」。7日(金)に準々決勝が行われ、今平周吾、池田勇太、タンヤゴーン・クロンパ、ラタノン・ワナスリチャンが準決勝に進出した。
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今平は、正岡竜二との対戦だったが、8&6で圧勝。2アップで迎えた7番から6ホール連続で差を広げ、12ホール決着と早々に勝負を決めた。
「思ったより早く終わりましたね。けっこうバーディが獲れていたので調子が良かった。不安材料はないですね。集中力が維持できています。(ダウンスイングで)左に突っ込むクセがありましたが、いまは右体重のイメージで回転する意識を持って振っている。3〜4週間のオフで試してきたことが合ってきています」と好調さをアピールした今平。
今季は優勝こそないものの、2位が2度、3位が3度と、数多く優勝争いに絡み、現在賞金ランク1位(49,153,573円)。今大会を制すれば、5200万を積み上げ、秋口を前に年間獲得賞金1億円を突破するが、「賞金額よりも、2勝目をしたい、という気持ち。やっぱり勝ちにこだわりたい。安定して上位にいるのはよいことですが、優勝を多くできる選手になりたいので」と、2017年「関西オープン」以来の優勝を切望。
3回戦で星野英正、4回戦でキム・キョンテ(韓国)、準々決勝で正岡を退け、次なる相手は池田勇太。「マッチプレーに強そうなイメージはありますが、強い人の方が集中できるので、明日も集中して勝ちたいなと思います」と意気込んだ。
準決勝のもう1つのカードは“タイの対決”
「プレッシャーはたくさんあります。日本では勝ったことがないので。ラフが長いのでフェアウェイキープが大事。フェアウェイをキープできていれば、自信が湧いてくるはず。ワナスリチャンとは6月のタイでの試合で、3日目・4日目を一緒に回り、自分が優勝して、彼は2位だった。どのようなショットで攻めてくるかはわかっています(クロンパ)」
「普段からすごく仲が良い。明日は勝っても負けても仲の良さは変わりません。本来なら戦いたくないんですが、一緒に戦えることを光栄に思ってプレーします(ワナスリチャン)」
と、互いを良く知る存在だが、「日本でプレーしたいと思っているなか、3度のQTを受けましたが通らず。来年日本ツアーを回れたら嬉しい」と意気込むワナスリチャンが気合のこもったプレーを見せられるか注目だ。
9月8日(土)におこなわれる対戦カードは以下のとおり。
【5位タイ決定戦】
正岡竜二 vs 木下裕太(10:00)
S・ブランスドン vs S・ノリス(10:15)
【準決勝】
R・ワナスリチャン vs T・クロンパ(10:30)
今平周吾 vs 池田勇太(10:45)
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