<JAPAN AIRLINES チャンピオンシップ 2日目◇9日◇成田ゴルフ倶楽部(7,157ヤード・パー72)>
米PGAツアーチャンピオンズ(米シニアツアー)のJAL選手権2日目。前日5アンダーの4位タイと好スタートを切った日本プロゴルフ協会(PGA)の会長で、今大会に推薦出場している倉本昌弘は、3バーディ・3ボギーとスコアを伸ばせず、トータル5アンダーの20位から最終日の巻き返しを図る。
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「不運が多かったですね。シャンクしたり、グリーン周りの何かに当たってとんでもない方向にはねたり。でも、最悪の日にパープレーで回れたのはよかったです。明日また4、5アンダーで回れたらいいですね」と、1日を振り返った。
この日62歳の誕生日を迎えた倉本。「エージシュートがしやすくなった(笑)。今までは61でないといけなかったけど、62でよくなった。前半を30くらいで回れば、出る可能性がある」と、年を重ねたことで、年齢以下のスコアで回る偉業も見えてきた。2003年の「アコムインターナショナル」初日に当時のツアー記録となる“59”をマークしたことがあるだけに、爆発力のあるゴルフが持ち味。最終日は再びビッグスコアで米ツアー組に挑むことになる。
「せっかく推薦をもらったからには、上位でやらないとダメ。『日本人もやるな』と、思わせないと。これでは向こうが乗り込んできて終わりになってしまう」。今大会には、倉本を含む日本人選手6人と、日本シニアツアーで先週、勝利を挙げた日本ツアーメンバーの金鐘徳(韓国)が推薦で出場しているが、倉本の20位タイが最高位。続いてイーブンパーの金が47位。その他は全員がオーバーパーの状態だ。日本シニアツアーの代表として、最終日は意地を見せる。
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