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世界トップクラスがひしめく上位勢 畑岡奈紗は2差逆転へ「あとはショットの修正」

＜LPGA KEBハナバンク選手権 2日目◇12日◇スカイ72GC（6,316ヤード・パー72）＞
上位勢が順調にスコアを伸ばすなか、畑岡奈紗は3バーディ・4ボギーの「73」でトータル6アンダー・5位タイに後退。8バーディを奪って単独首位発進を決めた初日とは打って変わり、苦しい一日となった。

前半を1オーバーで折り返すと、巻き返したい後半ではボギーとバーディが交互に来る展開で、思うようにスコアを伸ばせない。初日に5バーディを奪ったバックナインでイーブンにとどまり、ツアー2勝目から一歩後退する結果となった。
「今日は風も吹いていて、思うようにボールをコントロールできなかった」と唇をかんだ。初日に比べてピンも厳しい位置に切られていたこともあり、前日は21回と際立っていた合計パット数がこの日は27に悪化。それでも3パットは一度もなく、「パッティングはいいので、あとはショットを修正したい」と話すとおり、この日パーオン率44％と低迷したショットの精度に課題を置いた。
この日トップ10に入った選手では唯一のオーバーパー。それでも首位と2打差の優勝圏内に踏みとどまった。首位を走るのは現世界ランク1位のパク・ソンヒョン（韓国）、元世界一のアリヤ・ジュタヌガーン（タイ）ら強者たち。「フェアウェイが広くてグリーンがきれい。自分向きのコース」と好相性の舞台で、ツアー2勝目を阻むライバルを蹴散らせるか。週末は19歳の真価が問われることになりそうだ。
<ゴルフ情報ALBA.Net>