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畑岡、渋野、河本らが挑む全米女子プロの舞台、アロニミンクGCってどんなコース?

<KPMG全米女子プロゴルフ選手権 事前情報◇5日◇アロニミンクGC(ペンシルベニア州)◇6577ヤード・パー70>
今週は女子メジャーの「KPMG全米女子プロゴルフ選手権」が開幕する。今年の舞台は米ペンシルベニア州フィラデルフィア郊外、ニュータウンスクエアにある“アロニミンクGC”だ。このコース名だけを聞くとあまり耳慣れないだろうが、名匠、ドナルド・ロスが設計した代表作の一つである。
ロスの設計したコースで一番有名なのが、過去に3度「全米オープン」の舞台となったパインハーストNo.2で、ロスの最高傑作と言われる。14年には男子、女子の全米オープンが2週連続で開催されているから、記憶にある人も多いだろう。
ノースカロライナ州にあるパインハーストはNo.1からNo.9までコースがあり、1から3までドナルド・ロスだが、NO.4はギル・ハンス、5はエリス・メープル、6と8がトム・ファジオで、7はリース・ジョーンズ、9はジャック・ニクラスと世界を代表する設計家のコースがずらりと並ぶ一大ゴルフリゾートだ。
ロスの作品の最大の特徴はそのグリーンの形状にある。“シルクハット”あるいは“タートルネック”と形容されるように、裾野がグリーン外へと広がる砲台、円盤型になっている。
1872年、スコットランドに生まれたロスは、ロイヤルドーノックGCでグリーンキーパーとして働いた。ゴルフプロとしても活動しつつオールド・トム・モリスを師としてセント・アンドリュースでも学んだ後、1900年に渡米。ボストンの実業家と出会い、コース設計家としての道を歩むことになる。当時アメリカは一大ゴルフブーム。ロスは1948年に亡くなるまでになんと400以上のコースを創りだした。ちなみに先週の「ショップライトLPGAクラシック」が開催されたシービューもその一つ。
そのパインハーストNo.2に次ぐ代表作と言われるのがこの“アロニミンクGC”。クラブは1896年に創設されたが、現在のニュータウンスクエアにドナルド・ロスを設計家として迎え18ホールを完成させたのは1928年だった。
同コースでは1962年に男子の「全米プロゴルフ選手権」が開催され、南アフリカのゲーリー・プレーヤーが勝利。77年には全米アマチュア選手権、03年には全米シニアプロ選手権とメジャー大会が行われた。最近では米国男子ツアーの「AT&Tナショナル」が10、11年に行われ、18年には、プレーオフシリーズの「BMW選手権」も開催された。
そんな歴史あるコースで開催される今年の「全米プロゴルフ選手権」は全長6577ヤード・パー70で戦われる。華やかな女子プロたちがどんなプレーで“シルクハット”に挑むのか、注目したい。(文・武川玲子=米国在住)

<ゴルフ情報ALBA.Net>

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