ザンダーシャウフェレ(米国)が地元のカリフォルニア州ラ・ホーヤで開催される「ファーマーズ・インシュランス・オープン」に参戦する。
「地元に戻ってこられてうれしい」と大会前の会見で喜びを表現。「僕の友達や知り合いはみんなサンディエゴ出身だから応援に来てくれるといいんだけど。まあ誰も当てにしていないけどね(笑)」と冗談交じりで答えた。
シャウフェレは今大会に過去6回出場し、4度予選落ちをしているものの、2021年大会は2位、また同じく昨年このコースで行われた「全米オープン」では7位の成績を残した。
22年米国男子ツアー初戦「セントリー・トーナメント・オブ・チャンピオンズ」を12位で終え、上々のすべり出しをみせたシャウフェレ。2週空いてのエントリーとなったが、いま取り組んでいることを聞かれると「80ヤードから150ヤード」と答えた。「昨シーズンのスタッツが良くない」ことから、少しずつ修正を重ねているという。
「姿勢を変えたり、クラブの動きを変えたり。するとウェッジが良くなるけど、ドライバーに合わなかったりする。逆もあって、行ったり来たり」と難航している様子。それでも「辛抱強く続けるよ、うまくなりたいからね」と世界ランクトップ10をキープし続けているシャウフェレは、常に向上心を持っている。
一方で、「だれもが自分のゲームに強みを持っている」とポジティブな面もアピール。「僕の場合は飛距離とパッティング。もしアプローチがうまくいけば毎週いいプレーができるし、たくさん勝てるようになる」と冷静に自己分析した。
今大会では、PGAツアー公式サイトの優勝予想で松山英樹に次ぐ3位にランクイン。東京五輪金メダル以来、PGAツアーとしては19年1月のセントリー・トーナメント・オブ・チャンピオンズ以来の勝利を目指す。
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