<アース・モンダミンカップ 事前情報◇22日◇カメリアヒルズカントリークラブ(千葉県)◇6639ヤード・パー72>
いよいよ明日23日(木)から4日間の日程で、賞金総額3億円、優勝賞金5400万円のビッグトーナメント「アース・モンダミンカップ」が開催される。前週の「ニチレイレディス」で今季初優勝を遂げ、2週連続優勝を狙う西村優菜に意気込みを聞いた。
「海外メジャーに向けて大事な試合です。4日間プレーをしていい位置で終わりたい。ティショットをラフに入れるとガラッと変わるので、18ホール集中力が重要になってくると思います」と話す。
前週の優勝で世界ランキングは42位まで浮上。今大会終了後に50位以内をキープしていれば、晴れて7月の「アムンディ エビアン・チャンピオンシップ」、8月の「AIG女子オープン」(全英)への出場権獲得となるだけに、気を引き締めている。
「昨年大会を振り返っても、スコアの伸ばしあいになると思います。とにかくティショットのフェアウェイキープが大事」。昨年大会で3位だったことには「コースと相性がいいとは思っていません。昨年はセカンドショットをラフから打った記憶があまりありません。フェアウェイをキープしたのが結果に結びついたのだと思います。しっかり集中していきます」とフェアウェイキープの重要性を強調した。
今季のパーオンホールでの平均パット数は1.7389で堂々のランキング1位。平均バーディ数も3.8372で1位だが、パーオン率では66.9251%で28位とやや苦戦している。それだけに、グリーンを狙いやすいフェアウェイからのショットをどれだけ打てるかがカギとなってくるのだ。
前週のニチレイレディスは袖ヶ浦CC新袖C(千葉県)での開催。今大会も千葉県のカメリアヒルズCCと、遠征が続いている。優勝祝いをしたのかを問うと、「焼き肉屋さんに行きました。牛タンが美味しいお店で、たくさん食べました」と笑顔で話した。
牛タンにはビタミンB群が多く含まれており、集中力を上げストレスを軽減する効果があるという。「集中力が重要」と話していただけに牛タン効果が期待されるところだが、明日はどんなプレーを見せてくれるだろう。西村はインコース10番から12時55分にスタートする。(文・河合昌浩)
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