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話題のクラブを多角的に検証「ギア総研」

今回は、たわむフェース(ミズノMP)&たわむヘッド (オノフKURO)どっちが飛ぶ!?

ALBAプレゼンツ、話題のクラブを多角的に検証「ギア総研」は、毎回違う角度でクラブを徹底試打ちレポート。どれが自分に合っているのか、悩めるクラブの見極め方を解説。

最新ドライバーの飛ばしのトレンドを大研究

今回取り上げるドライバーは、「ミズノMP」と「オノフKURO」。どちらも“たわみ”で飛ばすのが、売りというが、たわみのメカニズムは異なるという。フェースをたわませるか?ヘッド自体をたわませるか?どちらが飛ぶのかを検証してみた。

試打・解説  人間試打マシーン 山田倉義さん(トゥルースペックゴルフ)

1977年生まれ。JGTOツアープレーヤーとしてミニツアーに参戦。その後PGAティーチングプロを取得。
現在は六本木の「トルゥースペックゴルフ」でレッスンプロ兼フィッターとして活躍。ギアマニアでもある。

2つの飛ばしのトレンドは何が違うんだ?

まずは“たわむヘッド”と、“たわむフェース”の効果はそれぞれ何が違うのかをお勉強しよう。
それぞれに狙っている目的が異なるというから、よ~く理解しよう。

“たわむ”ヘッドは広反発、“たわむ”フェースは高初速

フェース面がブレにくく上下の打点に強くなる

「“たわむヘッド”の理論は最近最も主流な理論です。ソールやクラウンのフェース側に溝を入れることで、インパクトで溝が一度縮みその復元力で球を押し出す。反発力も上がりますが、フェース面がブレにくいためミスヒットに強くなる。特に上下の打点のブレによるミスヒットに強くなる傾向と言われます」(山田)

ヘッドが復元する力でミスヒットでもブレにくい

通常ミスヒットするとフェース面がブレやすいが、ヘッドの溝が伸縮してヘッドが復元することで、フェース面のブレを軽減する

フェースを薄く設計してエネルギーロスを軽減

「最近提唱される“フェースがたわむ”理論は、高反発ドライバーに採用される理論と同じ。フェースを薄く設計して、フェース自体がたわみ、元に戻ろうとする力で球へのエネルギーロスを軽減して飛距離を稼ぎます。ただ強度を保つために、『MP』は真ん中を厚く周辺部を薄く設計しているのが特徴ですね」(山田)

フェースが復元する力で強く球を押し出す

トランポリンのようにフェースが球を包み込み、復元する力で強く球を押し出すことで、ボール初速を上げている

最新モデル3つの重心データもチェック

2017年モデルは反発力が高い“当たり年”!!

専門家に聞くと、2016年からヘッドの測定が一部変更。今まではフェース全体がCT測定値257までが反発係数の上限だった。さらに寛容性を求めて、フェース周縁部を薄肉化しすぎてしまうと、周縁部といえども257を超える可能性が出てくるため、周縁部については275が上限に。2017年モデルは以前よりも全体に反発力が上がっているというから驚きだ。
フェースを固定して、そこに鉄球を当てて反発係数を測定する方法が現在の主流となっている

重心データの説明

前作と試打比較してわかった新作の進化とは?

“MP”は前作より飛距離8ヤードUP、“オノフ”は前作と違いトゥ側でも飛ぶ!!

実際に2つのモデルを新旧ヘッドでレッスンプロ山田に試打比較してもらうと、2モデルの進化した点が明らかになった。特に「MP」のボール初速は格段にアップしていたぞ。

どちらも打感がソフトでつかまった球が打てる

各モデルを試打したテスタープロ山田が驚いたのが、ソフトな打感だった。「フェース自体がたわむ『MP』もヘッドがたわむ『オノフKURO』もどちらも打感がソフトだったことに驚きました。打感がソフトということは『ゼクシオ』みたいに球を弾くのではなく、球が長くフェースに乗る感覚なので、非常に方向性を出しやすい。球がつかまったイメージで狙った弾道で打ちやすいですね」(山田)。
あと注目すべきは真ん中で打った際の飛距離がフェース自体がたわむ「MP」が非常に飛んだ点。フェース自体がたわむ構造は一発の飛びを可能にしてくれる。「『MP』もヘッドに溝がありミスヒットにも強いが、前モデルと比べてはるかにボール初速が上がっていた。もちろん『オノフKURO』も飛距離アップしており、ミスヒットの強さが『MP』より際立っていました」(山田)。

芯に当たるとたわむフェース系の「MP」は一発の飛びがスゴイネ!!

フェース面がブレると、スピン量が増えたりするが、「オノフKURO」はミスヒットでもスピン量は比較的安定していた。
今回は「フライトスコープ」で弾道を測定。非常に正確な測定でツアープロから絶大な支持を受けている。試打は5球の平均値を記録して比較した(左上)

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