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話題のクラブを多角的に検証「ギア総研」

今回は、ツアープロに人気の“外ブラ”FWは飛ぶの?

ALBAプレゼンツ、話題のクラブを多角的に検証「ギア総研」は、毎回違う角度でクラブを徹底試打ちレポート。どれが自分に合っているのか、悩めるクラブの見極め方を解説。

人気の高いFWの重心設計とはどんなもの?

現在の日本ツアーでは2つの“外ブラ”フェアウェイウッドが人気を誇っている。女子プロに人気のキャロウェイの「スティールヘッドXR」と男子プロに人気のテーラーメイドの「M2」。アマチュアにとってはどちらのクラブが飛ばせるのかを徹底分析してみた。

測定・試打 山崎康寛

東京都練馬区石神井公園にゴルフ工房スタジオCGAを構える腕利きのギア職人。妥協なきクラブ作りを信条としており、トップアマからプロまで絶大な信頼を受ける。HSは48~55m/sのギアマニア。

2つの“外ブラ”FWのヘッドの重心設計は?

“XR”は高弾道ドローのスライサー向け

現在ツアープロの使用率が高い話題の2つのFW。ヘッドの重心データに違いはあるのか?

重心高さが低く重心深度が標準的なのが特徴。ヘッド単体で見ると低スピンで打てる設計。「リアルロフトもあるため、球の上がりやすさも備えている。重心距離が長めなので、飛距離性能も高くなるが、左右のミスヒットにも強くなりますね」(山崎)

こちらも重心高さが低く、重心深度が標準的。ヘッド単体の設計だと低スピン弾道に。「ディープフェースでも、重心深度はある程度あるほうなので球が上がる。重心角が大きいのでフェースが自然に返ります。意外とスライサーなどにも使えそうな設計だと思います」(山崎)

両モデルとも低重心設計 重心距離に違いが出た

ヘッド単体で見ると、どちらも重心深度は標準的で低重心設計。低スピンで打ち出し角はある程度確保できるやさしさがある。ただ、大きく違うのは球のつかまりだ。「『XR』は重心距離が短く重心角もやや大きめでフェースターンしやすい。スライスに悩む人が、球をつかまえて飛ばせます。一方で『M2』は重心距離が長めで重心角が標準的のため、つかまりは控えめです」(山崎)。弾道で言えば、「XR」の高弾道ドローボールに対し、「M2」は中弾道ライナーで飛ばせるのが特徴だろう。

重心深度:ソール前部から重心までの深さ。重心深度が深いほどミスヒットに強くなる
重心距離:ネックから重心までの距離。短いほどフェースコントロールがしやすく操作性が高い
重心高さ:フェース面上の重心の高さ。重心が低いほど低スピンで強い球になる
重心角:ヘッドを机に置いた時のフェースの傾き。大きいほどフェースが返りやすい


次はドライバーHS42m/sのアマチュアを想定して2つのモデルを試打比較したが、対称的な結果に……

3Wで使う 男子プロ愛用の“M2”は強弾道で一発の飛びが凄い!

「芝の上でも安心して打てる上がりやすさを備えています。また、左右のミスヒットに非常に強く、トップ気味でも球が飛びますね。低スピンの強弾道で打てるため、ココゾの一発の飛距離が凄い。HS45m/s以上のプロは先の硬いシャフトに替えて使うが、やさしさ+飛距離に惚れて使用していますね。打感もソフトで気持ちがいいです」(山崎)

「とにかく球のつかまりが抜群。フェースが開く人、クラブが寝る人などいろいろなスライスのミスに対してすごく寛容。重心深度は普通ですが、純正シャフトのしなり戻りと多めのリアルロフトによりスピン量が適正となり、高弾道に打てるので、傾斜でもやさしく打てます。平均飛距離を上げてくれます。ヒールや下めのヒットにも強い」(山崎)

(左) ボールの芯の高さと同じくらいにスイートスポットの高さがあるため、両モデルとも強い弾道を打つことができる
(中)「XR」はやや大きめの重心角でドローに、「M2」はやや小さめの重心角でフェードに打ちやすい
(右)「XR」は先しなりの純正シャフトで高弾道に打ちやすくなる

最適スピンの「XR」 低スピンの「M2」

普段はヘッドスピード50 m/s以上のハードヒッターである山崎が最初に驚いたのが、「M2」のやさしさだった。低スピン弾道で飛距離性能も抜群だが、ツアープロに支持される点を次のように分析する。
「より浅重心設計の『M1』より『M2』をプロが好むのは、『M2』は硬い芝の上からでもラクに打てるやさしさと叩いても吹けない低スピン弾道を備えるからでしょう。僕も使いたいくらいですね。左へのミスを恐れることなくアスリートゴルファーが振れる点もいいですね」(山崎)
一方で女子プロに人気の「XR」の高性能についても絶賛する。「かつての名器『スティールヘッド』のような大きすぎない顔はスクエアに構えやすいです。さらに中型ヘッドでも多めのリアルロフトの影響で高弾道に打てますね。先がしなるシャフトを使用すれば、より球も上がりやすくなります。とにかく球が抜群につかまるので、スライサー以外にも球がコスレて飛ばない人にもオススメですね」(山崎)。
さて、アナタはどちらの“外ブラ”フェアウェイウッドのヘッドを好むのだろうか?

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