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カットライン上のプレッシャーをはねのけた岡山絵里　初の海外メジャーで決勝R進出

＜全英リコー女子オープン 2日目◇3日◇ロイヤルリザム＆セントアンズGC（6,585ヤード・パー71）＞
初の海外メジャーを戦う岡山絵里は、2バーディ・2ボギーの「72」。トータル1オーバー・55位タイで決勝ラウンド進出を決めた。
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予選カットライン上で続いたラウンド。襲いかかるプレッシャーとも戦いながら、22歳はガマンのゴルフを続けた。「カットライン上と分かっていたので、緊張感はありました。18番はティショットもセカンドもプレッシャーがあった」。しかし、それをはねのけスコアはしっかりとキープ。初の大舞台で予選通過を果たし、「安心した」と一息ついた。
「ティショットは安定したけどアイアンはあまりよくなかった。アプローチでうまくリカバリーできたので、そこは良かった」とスコアメイクに苦しんだ岡山。前半を終えて1ボギー。さらに9、10番では短いパットを外すなど、嫌なムードも流れかけていた。それでも「いつかバーディが来ると思ってガマンした」と歯を食いしばると、11番でようやくこの日初バーディ。12番はボギーとしたものの、2オンに成功した15番パー5でスコアを戻し予選通過に繋げた。
ここまでのプレーに満足しているかという質問には、「明日、明後日で評価したい。でも落ちるのと通過するのでは全然違う。勉強になるし、アンダーパーで回れたらいいなと思う」と返した。見据えるのはさらに上の景色だ。それでも率直に予選通過の感想は？と振られると、「うれしい！」と笑顔もはじけた。
今年5月の国内ツアー「リゾートトラスト レディス」でツアー初優勝を挙げた時、目にいっぱいの涙を溜めて、勝利を喜んだ岡山。賞金ランキング資格で海外メジャーのコースを初めて踏み、そこで4日間戦うなど、躍進のシーズンは続いている。そして、ここまでに得た経験は、しっかりと自信へと変わっている。「残り2日間で順位を上げたい。チャンスを生かしてバーディを獲っていきたい」。そんな言葉からも、今の充実ぶりが伝わってくる。
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