<北海道meijiカップ 2日目◇4日◇札幌国際カントリークラブ 島松コース(6,493ヤード・パー72)>
「全英リコー女子オープン」では、比嘉真美子が首位と1打差2位タイ、テレサ・ルー(台湾)が2打差・5位と、日本ツアー勢が上位争いを繰り広げているが、国内女子ツアー「北海道meijiカップ」も北の大地で白熱の展開。トップスタートの選手がティオフした7時10分には、小雨がパラついたものの、朝から詰め掛けたギャラリーが大きな拍手を送っている。
【写真】竹内美雪のこのポーズはなんのため?
初日単独首位に立ったのは、歴代優勝者の1人、申ジエ(韓国)。6バーディ・ノーボギー「66」で2位以下に3打差をつけた。3アンダー・2位グループは、10名が並ぶ混戦状態となっており、青木瀬令奈、永峰咲希、福田真未、佐伯三貴、藤本麻子、藤田さいき、ユン・チェヨン(韓国)、竹内美雪、一ノ瀬優希、酒井美紀が、ジエを追いかける。
実績のある選手たちに囲まれながら健闘しているのは竹内。初日のラウンド後は、「1打1打に集中して、自分がしっかり受け止められる結果を出していきたい」と語ったが、2日目も粘って、優勝争いに残ることができるか。
ディフェンディングチャンピオンの森田遥は2アンダー・12位タイ発進。3バーディ・1ボギーと安定したゴルフで、「調子が良くないわりにこの位置。やっぱりイメージはいいです」。首位とは4打差あるが、2日目に差を詰めて、最終日に勝負をかけたいところ。
そして、休養からツアー復帰2戦目を迎えたイ・ボミ(韓国)は2オーバー発進と苦しいスタート。初日は前半2バーディ・ノーボギーの「34」も、後半は1バーディ・3ボギー・1ダブルボギーの「40」と一気にスコアを落とすなど、2年前からは考えられないもろさを見せている。2週連続での予選落ちを回避するためには伸ばすしかない。ボミは7時55分(IN)にすでにプレーを開始している。
2日目の注目組のペアリングは以下のとおり。
第15組(9:30)石川 明日香、青木瀬令奈、永峰咲希
第16組(9:40)福田真未、佐伯三貴、藤本麻子
第17組(9:50)藤田さいき、ユン・チェヨン、竹内美雪
第18組(10:00)一ノ瀬優希、酒井美紀、申ジエ
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