<第20回PGAティーチングプロ選手権大会 ゴルフパートナーカップ2018 事前情報◇24日◇南総カントリークラブ・東コース(6781ヤード・パー72)>
PGAティーチングプロ選手権大会で優勝すると、栄誉のほかにもう一つビッグな贈り物がある。PGAが主催するレギュラーツアーの公式戦「日本プロゴルフ選手権」の出場だ。
婚約者の若松菜々恵さんと優勝カップを掲げる今平周吾
2016年大会の覇者・麻田隆司(38歳・B級)も、翌年の日本プロに出場して世界観が変わった一人だ。
「QTも受けたことがないし、とにかく初めてのツアー出場でしたからね。うれしいの一言でした。予選ラウンドは星野陸也プロと小田龍一プロと同組。バリバリの選手と一緒に回ることができて、本当に楽しかったです。今大会に出場する選手は皆さん、この日本プロ出場を目標にしていると思いますよ」
普段は東京都・四谷のインドアスクールでレッスン活動を行っている。
「スイングの動きは皆さん異なります。ですので型にはめずに体もいじめない、自然体のスイングを教えるようにしています。コースに行ったら、スイングのことを考えずにラウンドできるのが一番ですからね」
2017年日本プロの成績だが初日は5オーバー、2日目が2オーバーで、結果は123位タイと予選落ちだった。しかし、2日目に落ち着きを取り戻したように、決して遠い世界ではないとも感じた。自らの教えである「コースではスイングのことを考えずにプレーを楽しむ」を実践するため、もう一度、日本プロに出場したいと力がこもっている。
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