<第20回PGAティーチングプロ選手権大会 ゴルフパートナーカップ2018 最終日◇26日◇南総カントリークラブ・東コース(6605ヤード・パー72)>
「第20回PGAティーチングプロ選手権大会 ゴルフパートナーカップ2018」が全競技を終え、トータル6アンダーで若杉和浩が初優勝を挙げた。
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若杉は初日をイーブンパーで終え、首位と5打差の20位タイから最終日をスタート。アウトコースの前半に3つスコアを伸ばすと、後半11番でもバーディを奪取。12番に今日はじめてのボギーを叩いてしまうが、次の13番で帳消しのチップインバーディ。するとそこからさらに調子を上げて14番、16番でもバーディ。トータル6アンダーでクラブハウスリーダーとなると、後続が1打差を詰め切れず、大逆転勝利を決めた。
優勝後のインタビューで若杉は「今日はトップ10に入ればいいと思い、優勝は意識せずにスタートしましたが、パターがよく入ってくれました。最後(16番)のバーディでトップ3には入れるかもと思っていたら、ホールアウト後にトップに立っていたことを知って驚きました。優勝の実感はまだありません」と嬉しさよりも驚きのほうが大きいと語った。
来シーズンの国内男子ツアー公式戦「日本プロゴルフ選手権」への出場権を獲得したことについては、「体力作りをしっかりして、今日の良いゴルフのイメージを忘れずに予選通過を目標に頑張ります」と、今大会の歴代優勝者がまだ成し遂げていない目標達成に向かって気合いは十分だ。
最終順位は、首位と1打差の2位タイに内藤裕之と内海道生、2打差4位には森多可志、3打差5位タイに秋元幸広、藤波尚ら5人が並んだ。
また、“QPちゃん”のあだ名で知られる関雅史は、1つスコアを伸ばしてトータル5オーバーで49位フィニッシュ。ドライバーの飛距離を競うドラコン競技で何度も優勝経歴がある南出仁寛は、ドライバーを封印したことで調子が狂ったのか9つスコアを落とし、トータル10オーバーで競技を終えた。
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