ゴルフ界のニュープリンセスと、野球界のプリンスが夢の対談を行った。
現監督・原辰徳氏 イ・ボミとの2ショットでニッコリ【写真】
今季、悲願の米女子ツアー優勝に加え、日本開催の「TOTOジャパンクラシック」で早くも2勝目を果たした畑岡奈紗が、同ツアーを放送するWOWOWの特別番組の収録のため、都内のスタジオで今季を振り返った。そのなかでは、元読売巨人軍で活躍、今季まで同球団の監督を務めていた高橋由伸氏との特別対談も行った。
賞金ランキング5位で今シーズンを終え、名実ともにツアーのトップ選手となった畑岡。挑戦1年目となった2017年は賞金ランキング140位と慣れない環境への適応に手こずったが、予選会をトップ通過して臨んだ今季は、見事に大躍進を果たした。3年目となる来季は「メジャー大会で優勝したい」と目標は明確。高橋氏の前で声高らかに宣言した。
畑岡は小学校のころから野球をはじめ、「テレビをつければ巨人戦。小さいころから巨人ファンです」と、高橋氏との対面を楽しみにしていたが、実は今年8月にも一度会っている2人。オフウィークに畑岡が東京ドームを訪れ、高橋氏含め巨人の選手と交流する機会があったという。
「いいリフレッシュの時間になった」という畑岡は、夏場以降も調子を落とすことなく、ツアーを転戦。その裏では、東京ドームでの出会いが役立ったという。高橋氏は「一度会っていたから気になっていて、(11月にも)優勝してうれしかったです。これでまた会えたので、来年もまた勝ってくれると思います(笑)」と、19歳のニューヒロインにエールを送った。
業界は異なるが、そこは同じアスリート。高橋氏にトレーニング方法について質問すると、「きついことでも工夫してやるといい。ほかのスポーツをしながら基本の走りを入れたりするなど」とアドバイスをもらった畑岡。有意義な対談となったようだ。
「自分でリズムをつくること。同じサイクルの生活なのでルーティンをつくって、しっかり休むこと」と、試合転戦のアドバイスも受けた畑岡。1月17日に始まる来季開幕戦まであと1カ月ほど。メジャー大会制覇に向けて、ますます熱が入りそうだ。
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