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香妻琴乃の左肩に成長の跡 上がらなくなって球が安定【辻にぃスイング見聞】

今季優勝した選手のスイングから強さの要因、そしてアマチュアが参考にすべき部分を探る“Playback LPGATour2018”。第17回は今季「マンシングウェアレディース東海クラシック」で悲願の初優勝を挙げた香妻琴乃。何度も優勝カップに手をかけながら届かなかった今までと比べて、スイングの違いはどこにあるのか。上田桃子らを指導するプロコーチの辻村明志氏が解説する。
“手打ち”から脱却 香妻琴乃は力みのないスイングでツアー初V【連続写真】
香妻は2014年に「サマンサタバサ レディース」、そして日本で行われた米公式戦「ミズノクラシック」で2位となり初優勝に最も近い選手の一人と目されてきた。だが、翌年から苦戦。15年はかろうじてシードを保持したものの、16年からは2年連続でシードを獲得できず。17年はサードQTで落ちるという憂き目にあっていた。
だが、主催者推薦などで出場した試合で賞金を加算。第一次リランキングで55位に入ると、ウェイティングが降りてきたマンシングウェアレディースでアン・ソンジュ、イ・ミニョン(ともに韓国)といった実力者たちを振り切り栄冠をつかんだ。
苦しんでいた時期はいわゆる“手打ち”になっていたと辻村氏。「ここ2年ほどの香妻さんは、スイング時に手でこねる、手だけで合わせるスイングになっていました。これは体の回転に腕とクラブ合っていないということ。こうなるとインパクトゾーン付近でタイミングがずれてしまいます」。結果、力のない曲がる球が出ていた。また、「悩んでいたからこそスイング中に非常にリキみがありました。“飛ばさなきゃ”とか“思い切り振らなきゃ”という気持ちが余計な力となっていましたね」。
優勝したときのスイングを見ると、「リキみがとれているのが見て分かります」と続ける。それが分かるのがダウンスイング時の左肩。「クラブを下ろしてくるときに左肩が地面と平行のままです。球が曲がっていたときは、ここでグッと上体に力が入っていて左の首が短くなっていました。それが今は左肩がスッと自然体である。左肩が上がればヘッドは上がってしまう。いわゆる手元が浮いていました」。ショットのばらつきの原因はリキみ。改善されたことが飛躍へとつながった。
「上体のリキみは左肩に表れます。左肩が上がっていない選手は調子がいいもの。そのくらい左の首が縮こまらないというのはすごく大事なんです。動画などで自身のスイングをチェックするときは、ぜひ左肩に注目してみてください!」
解説・辻村明志(つじむら・はるゆき)/1975年9月27日生まれ、福岡県出身。ツアープレーヤーとしてチャレンジツアー最高位2位などの成績を残し、2001年のアジアツアーQTでは3位に入り、翌年のアジアツアーにフル参戦した。転身後はツアー帯同コーチとして上田桃子、小祝さくらなどを指導。様々な女子プロのスイングの特徴を分析し、コーチングに活かしている。プロゴルファーの辻村明須香は実妹。ツアー会場の愛称は“おにぃ”。
<ゴルフ情報ALBA.Net>

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