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日本で好調でも…鈴木愛に続き比嘉真美子も苦戦 スポット参戦でANAは難しい?【記者の目】

<ANAインスピレーション 最終日◇7日◇ミッションヒルズCC(米国カリフォルニア州)◇6763ヤード・パー72>
昨年の賞金ランキング4位。今季も開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」で地元優勝を飾るなど、日本ツアー賞金ランキング1位としてミッションヒルズCCに乗り込んだ比嘉真美子。だが、トータル7オーバーの82位タイと予選を突破することはできなかった。
美人CAさんの笑顔がまぶしい【写真】
思い返せば昨年大会では、日本ツアー開幕戦から3位、2位、優勝と日本ツアーで圧倒的な成績をたたき出して臨んだ鈴木愛も、予選は突破したもののトータル13オーバーの76位。決勝進出者の中では最下位だった。パッティングの名手である鈴木愛、ショットメーカーの比嘉真美子と異なるタイプの選手でも、海外メジャーに太刀打ちできなかった。
一方で上原彩子、横峯さくらといった米ツアーを主戦場とする選手たちは、今大会で本調子とは言えない中でも予選を突破した。上原に至っては2日目のフェアウェイキープ率は50%。半分は難易度の高いラフからグリーンを攻めた。パット数も32。攻め方を間違えていたら、予選落ちでもおかしくなかった数字でトータルイーブンパーにまとめた。
そんな上原が“いい部分”として、一方で予選落ちした比嘉は“足りなかった部分”として挙げたのが『慣れ』である。
上原は「気を抜けないコースなので、とにかくいいジャッジをすることを心がけました」と大会期間中なんども口にした。その『いい判断』について詳しく聞くと、「これまでの経験と、キャディと相談して決断しています。一番のポイントは次にどこから行ったら“大けが”をしないか考えています」。何度もラウンドして肌で感じたことを基準として、大トラブルを避けた。
沖縄並みに重く、かつ風向きが「次のホールに行ったら逆になっているなんてことはしょっちゅう。同じ組の人でも打つタイミングによって違う」と目まぐるしく変わる。「場所にもよりますが、大体1打ペナルティ(のようなもの)ですね」というほど長く芝の太いラフは、時には前ではなく横に出す必要もある。そんな状況下でこれまで得た経験、百戦錬磨のキャディの助言を参考にしながら要所を切り抜けたのである。
横峯も多少のトラブルは仕方ないと割り切り、苦しい時間を乗り切った。「メジャーではボギーを打たないというよりも、ダブルボギーをいかに防ぐかが大事だと思います。もちろんボギーもなるべくは打ちたくはないですが、ミスはどうしても出てしまう中で、いかにボギーで抑えるかに重きを置いています」。上原、横峯ともに予選ラウンドでダボを打っていないだけに、この言葉には重みがある。
一方で比嘉は「例えば、グリーン周りのラフは日本と違う芝生だった。色々なバリエーションを求められるラフ。日本では中々使わないといけないような引き出しを持っていないと、海外メジャーでは通用しないなと感じました。ただ、慣れたら大丈夫だと思います。今回色々な経験ができました」。大トラブルとならないためには“慣れ”が必須だと語った。また、それは日本ツアーでは経験できない、とも。
当たり前だが、日本のメジャーとアメリカのメジャーはまるで違う。コースの作りも違えば、雰囲気も気候も違う。比嘉はその違いをこう評する。「同じ“難しい”でも、日本は狭いコースが多く真っすぐ打つ力が求められる。一方でこっちは様々なホールがあって、曲げて攻めていかなければいけないところが多かったりと、ショット、アプローチ、パターまでバリエーションが求められる。違う難易度の高さがありますね」。
開幕前に申ジエ(韓国)は、日本の賞金女王を目指すなかでも海外メジャーに出場する理由について、「海外のゴルフ場で戦う技術を失いかけていたから」と話した。つまりそれは日本では経験できない技術、と言い換えることもできるだろう。
昨年、大会を予選突破した中で最下位となった鈴木愛は「この難しいセッティングに来て、自分の実力を実感したというか、ごまかしが利かなかった」といった。どちらがいい、悪いの話ではなく、求められているものがそれほど違うのである。だからこそ、参戦初年度では日本で百戦錬磨の実力者たちが苦戦するのだ。
予選落ちを喫した比嘉は、プレーすることのない3日目にも会場に姿を見せて練習を行った。予選ラウンド終了後に、「今週で感じたものは、来週からにとても大きな意味を持ちます。結果以上のことを次週以降につなげていきたい。次のメジャーまで忘れずに過ごすことができたら、すごくいい週になると思います」と話していたことを即座に実践したのである。
黙々と練習するなかで見せた充実した表情は、ホールアウト後に見せたものと同様に、新たなチャレンジへの意欲を感じさせた。その目を見る限り、きっと経験を積めばANAでも戦える、そう思えた。だからこそ―。比嘉だけでなくもちろん鈴木も、来年も再来年もミッションヒルズCCでプレーして経験を蓄えて、いつかポピーズ・ポンドに飛び込む姿を見せて欲しい。(文・秋田義和)
<ゴルフ情報ALBA.Net>

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