<大東建託・いい部屋ネットレディス 事前情報◇31日◇鳴沢ゴルフ倶楽部(6605ヤード・パー72)>
「資生堂 アネッサ レディス」では5位タイ、「ニッポンハムレディス」では8位タイと2試合連続でトップテン入りを果たしているイ・ボミ(韓国)。2週間のオープンウィークを挟み、今週は3週ぶりのトーナメント出場となる。
3試合ぶりの試合の前夜祭で魅せたイ・ボミのドレス姿【フォトギャラリー】
休んでいる間は韓国に帰国、テレビマッチでリフレッシュしたり、ラウンドレッスンを受けるなど、精神的にも技術的にも充実した2週間を過ごしたようだ。まだまだ復活とはいえないが、一時の不調から抜け出しつつあるのは確か。その理由を本人は次のように分析する。
「今まではスイングのことばかりを考えすぎていましたが、最近はアイアンショットでも、クラブヘッドの入り方がよくなってきたので、距離感のことをしっかりと考えられるようになってきたからだと思います」
ボールに対してクリーンにヘッドが入ることで、方向性だけでなく、スピン量も計算しやすくなったという。アイアンのヘッドを重くしたり、シャフトを替えるなど試行錯誤した結果、飛距離が伸びたことも大きいとうれしそうに語る。
「アイアンのシャフトは前からカーボンでしたけど、この試合からウェッジもカーボンシャフトに替えました。その結果、アプローチで柔らかいボールを打てるようになった感じがします」と、ショートゲームの感覚も戻ってきたと喜ぶ。
となれば、優勝も近いと思うが、「まだまだです。もっと緊張感のある状況でプレーをしてからですね。そこでしっかりと集中できて、いいショットをできれば自信を取り戻せると思います」とあくまでも慎重な姿勢を見せるボミ。まずは、出場3試合連続でトップテン入りを目指す。(文・山西英希)
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