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バチバチの“シード争奪戦”、その行方は? 賞金ランク61位の森田遥は単独首位発進「失うものは何もない」

<大王製紙エリエールレディスオープン 初日◇21日◇エリエールゴルフクラブ松山(愛媛県)◇6580ヤード・パー72)>
現在、獲得賞金1750万8404円で、賞金ランキング61位。ツアーに本格参戦した2016年以来守り続けたシードの“崖っぷち”に立たされている森田遥が、ボギーなしの7バーディで初日を終えた。2位に2打差をつけ7アンダー・単独トップで、ここから逆転シードを狙う。
シード争い激化! 美しい紅葉とともに大会初日をプレーバック【大会フォト】
「ショットもパットもよくて、バーディチャンスは3分の2は決められました。ピンチもそんなになかったですね」と会心のラウンド。ツーオンに成功した17番パー5で、15mから3パットしスコアを伸ばせなかったことには悔やしい表情を浮かべたが、現時点で自身の今季最終戦となる今大会で軽やかにリーダーボードを駆け上った。
シード圏内となる同50位(濱田茉優、2401万6500円)との差は、約650万円。他の選手の動向次第ということもあり、あくまでも目安ではあるが、その背中を追い越すためには、700万円を手にできる単独3位以上が条件と決してたやすくはない。「先々週、先週と調子が上がってきたなかで、もう試合がないのは悔しい」。スイングのイメージが合わずに苦しんだ状態から脱する手ごたえを感じたのが、シーズン終盤という事実も歯がゆかった。
しかし、まだ初日ではあるが、そのモヤモヤを一気に払拭するチャンスが到来した。17年の「北海道meijiカップ」以来となるツアー2勝目を挙げ、優勝賞金1800万円を手にすれば、もちろん文句なしでシード選手の肩書を死守することができる。同じ四国の香川県出身の森田にとって、ここは「ホーム」という感覚。「失うものは何もない」と慣れ親しんだ土地で、大まくりに意気込みを示した。
一方、昨年初シードを獲得した大出瑞月(同86位、960万142円)も4アンダー・6位タイと好発進を切ったが、ラウンド後は冷静。シード圏内浮上には優勝が絶対条件となることもあって、「(シードのことは)全然考えていない。あきらめないでやるけれど、そんなドラマみたいなことは起きないと思ってやる。運があるタイプでもないので(笑)。今はQTに照準を合わせています」と、結果を気にせず淡々とプレーを続ける覚悟だ。
この他、同51位(2300万1511円)で、“次点”につける金澤志奈が1アンダー・36位タイ発進。今大会で単独19位以上が初シードへの目安となるなか、初日をしっかりとアンダーパーでまとめた。しかし「内容はよくありませんでした」とラウンドの手ごたえは今ひとつ。「調整して2日目以降も頑張りたい」と、すぐに練習場へと向かった。
シード返り咲きを目指す武尾咲希(同59位、1812万9166円)は、「賞金ランキング50位以内は“絶対”という気持ちはありますが、コースでは考えていません。目の前の一打に集中したい」と、36位タイからの上位進出をうかがっている。
もちろん圏内を維持しようとする選手も必死。同49位(2410万8500円)とギリギリの位置にいる大山志保は、2オーバー・70位タイと出遅れ。しかし「まだいけます。あした頑張ります!」と、持ち前のガッツでこのビハインドを跳ね返していく。
最後の最後まで慢心も諦めも許されない、し烈な争い。2日目には“第一関門”となる予選カットもあるだけに、明日も寒さ増すエリエールゴルフクラブ松山で熱いラウンドが繰り広げられる。(文・間宮輝憲)

<ゴルフ情報ALBA.Net>

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