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石川遼も思い出の地　全米プロ選手権開催コースが営業再開

8月6〜9日に開催される「全米プロゴルフ選手権」の開催コース、TPCハーディング・パークが、現地時間の5月4日に営業を再開する。
同コースはカリフォルニア州サンフランシスコの中心地に位置。新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため、同地域も3月16日に「不要不急以外の外出禁止」が発令され、同時にコースも閉鎖された。
同州は現在も外出制限が延長され、レストランなどは閉められたままだが、ゴルフコースは郡や市によって安全確認ができるルールの下で再開することが許可された。それにより同コースも4日から営業を再開することになった。
開催が実現すれば全米プロゴルフ選手権は今季唯一のメジャー大会となるが、主催するPGA・オブ・アメリカのワーグ会長が「無観客試合になるかもしれない」とコメント。同州のニュートン知事も「カリフォルニア州において9月以前にファンが入場してのスポーツイベントが開催されることは考えられない」と、やはり無観客試合を示唆している。
同コースはサンフランシスコの中心地に位置し、名門オリンピッククラブのすぐ隣。ゴールデンゲートブリッジからほど近く、風光明媚（ふうこうめいび）な景観を望むコースとして知られる。過去には2005年に「WGC-アメリカンエキスプレス選手権」が開催され、タイガー・ウッズがプレーオフでジョン・デーリー（ともに米国）を下し勝利を飾った。また、09年に石川遼が初出場した「ザ・プレジデンツカップ」が行われ、15年には「WGC-キャデラックマッチプレー選手権」でローリー・マキロイ（北アイルランド）が勝利と、数々の名勝負の舞台となってきた。
<ゴルフ情報ALBA.Net>