<ツアー選手権 事前情報◇31日◇イースト・レイクGC(米ジョージア州)>
プレーオフシリーズ第2戦の「BMW選手権」が終了し、いよいよ今季も大詰め。年間王者の栄誉、さらにはボーナス1500万ドル(約16億円)をかけて争われる最終戦「ツアー選手権」(9月4〜7日)に進出する30人が決定した。
キレがすごい! 松山英樹のスイング集【動画】
従来ではフェデックスカップランキング上位からポイントが再分配されていたが、昨年からフォーマットが一新。ランキング1位から-10、-8、-7……といったようにストロークのハンデが与えられ、72ホールを終えた時点のトップが王者戴冠となる。
最終戦に進出できるのは、フェデックスカップランキング上位30位まで。世界最高峰のツアーで選ばれし30人とあって、そのフィールドは豪華絢爛(けんらん)。世界ランキング1位で初の年間王者を狙うダスティン・ジョンソン(米国)を筆頭に、昨年の王者ローリー・マキロイ(北アイルランド)や今年の「全米プロ」でメジャー初勝利を挙げたコリン・モリカワ(米国)など、ベテランから新進気鋭の若手が名を連ねた。
BMW選手権を3位タイで終えた松山英樹はランキング10位で、7年連続となる最終戦進出。ツアー本格参戦した2014年以降、常に安定した成績を残し続けてきた証明だ。
「頑張っているな、という感じ。(ランキング1位の)ダスティンとは(初日のハンデが)6打差ある。頑張ってできたらいい」と、最終決戦を見据えた松山。年間王者戴冠となれば、もちろん日本人初の快挙だ。昨年大会ではマキロイが初日に5打差あったハンデを覆して王者戴冠という“下克上”も起こっただけに、大逆転劇に期待したい。
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