国内男子ツアー「ダンロップフェニックス」を終えた時点での賞金ランキングが発表された。
金谷拓実が、石坂友宏との4ホールに及ぶ学生ルーキー同士のプレーオフを制し初優勝。賞金2000万円を獲得して通算賞金を3189万5000円に伸ばし、先週のランキング10位から7つ順位を上げ3位に浮上した。金谷は現在、東北福祉大学4年の22歳。昨年の「三井住友VISA太平洋マスターズ」でアマチュア優勝。今年の10月にプロ転向後、本大会がプロ3試合目でのスピード優勝となった。
惜しくも2位となった石坂友宏は、1000万円を手に入れランキング13位に入り、先週の78位から一気にランクアップした。石坂は日本ウェルネススポーツ大学3年の21歳。学生対決は見ごたえがあった。
本大会で8位タイに入った石川遼は272万7500円を加算して通算賞金を2027万2299円に増やし、ランキングは5位で先週から変動なし。
前週の「三井住友VISA太平洋マスターズ」で初優勝を飾った香妻陣一朗は23位で大会を終え、106万円を加算して通算2651万3650円まで上積み。金谷が3位に入ったことで、先週から順位を一つ下げランキング4位となった。
上位2名は前回と変わらずの1位・稲森佑貴(3981万2558円)、2位・星野陸也(3296万8107円)。
なお、次の国内男子ツアーは、12月3日開幕の「ゴルフ日本シリーズJTカップ」が予定されている。
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