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“集中力不足”のマキロイに、大叩きのタイガー 復活が待たれる5人のトップランカー【PGAツアー公式コラム】

「すべてのピースを、うまくはめることができない」。11月の「マスターズ」開幕前に、そう語っていたタイガー・ウッズ(米国)。通算82勝のレジェンドにとっても、当然2020年のようなシーズンは初めて。コロナ禍という未曾有の事態に、苦戦を強いられた一人だった。
ウッズをはじめとする米ツアーのトップランカーたちは、コロナに翻弄されたシーズンをどう過ごしてきたのだろうか。
■オーガスタでの大叩き  苦戦を強いられたタイガー
12月30日に45歳を迎えるウッズ。オーガスタでは、最終日に12番パー3で池につかまり、「10」を叩いた。1ホールとしては自身最多の大叩き。「76」でホールアウトし、ウッズにとって年内最後のトーナメントは38位に甘んじた。
しかし、2020年の戦績を振り返れば、ツアー記録の通算83勝への兆しは途絶えていない。輝かしい功績を残した19年に続き、1月の「ファーマーズ・インシュランス・オープン」で9位タイ。
勢いをつけて迎えた20年だったが、その後は8勝を挙げているコースで行われた「アーノルド・パーマー招待presented by Mastercard」、故郷での「ザ・ホンダ・クラシック」を不在。2勝を誇る「ザ・プレーヤーズ選手権」にも姿を現さず。そして、コロナパンデミックに見舞われた。
安全確保のため復帰をためらい、復帰後も久々の実戦で思うように力を発揮できなかった。連覇がかかった「ZOZO CHAMPIONSHIP@SHERWOOD」では、72位タイ。ウィングフットで行われた「全米オープン」では予選落ち。
マスターズでも優勝争いに絡むことなく沈んでいったが、闘志が潰えることはなかった。「10」を叩いた後に5バーディを奪う最後のチャージ。体のケガや痛みと無縁のプレーさえできれば、21年は83勝目にも手が届くかもしれない。
■完全復活はいつ? ケプカはケガ続きの1年に
そして、ケガに悩まされたのはブルックス・ケプカ(米国)も同じ。20年はヒザと腰のケガに悩まされ、トップ10フィニッシュは2度のみ。しかし、「ビビント・ヒューストン・オープン」を5位タイ、マスターズでは7位タイに入った。ケガを克服できれば、19年以来の米ツアー8勝目も近いと語る。
ケプカにとって、ここ1、2年は まさに“踏んだり蹴ったり”。左ヒザの幹細胞の治療を受けたあと、「CJカップ@ナインブリッジズ」で復帰。ところが、ぬれたコンクリートに足を滑らせ、アキレス腱を負傷。体重移動がうまく行えずにヒザに負荷がかかり、今年8月の「全米プロゴルフ選手権」(29位タイ)では関節分離と、振り出しに戻ってしまった。プレーオフシリーズ、「全米オープン」を不在とし、リハビリに取り組む日々。奇しくも復帰戦は10月中旬の「CJカップ@シャドウクリーク」となった。「またプレーができるのは嬉しい」と、ようやく元気な姿を見せ、復活への兆しは明るい。
■“集中力”不足のマキロイ その理由は…
一方、体の調子は万全だが、パッとしない1年となったのがローリー・マキロイ(北アイルランド)だ。19年は、世界選手権シリーズ「WGC-HSBSチャンピオンズ」の優勝を含め6週連続でトップ5入り。怒濤の勢いに乗っていたが、今年3月の「ザ・プレーヤーズ選手権」中止で、強制的にストップがかかった。
6月にツアーが再開してから3ヵ月近く、トップ10フィニッシュはゼロ。「トラベラーズ選手権」の11位タイ、「BMW選手権」12位タイと、なんとかトップ15フィニッシュが2回だった。
マキロイが繰り返し口にしたのは、「ミスが多かった」。集中力を保てなかったと語っていたが、それには大きな理由があった。
直前まで内密にされていたが、「ツアー選手権」の直前に第一子が誕生。妻とともに、新しい家族を心待ちにしていたのだ。娘が生まれたマキロイは、ツアー選手権、「全米オープン」と続けて8位タイ、マスターズで5位タイと、たちまち集中力を取り戻した。戦う理由が増えたマキロイが、娘に優勝カップを届ける日はそう遠くなさそうだ。
■環境をガラリと変えたデイ 12年以降で最悪の結果に
対して、“絶不調”の中でもどっしりと構えているのがオーストラリアのジェイソン・デイ。昨シーズンはFedExCupポイントランクを57位で終了、2年連続で「ツアー選手権」進出を逃し、2012年以降では最悪の結果となった。
不調の大きな要因は、ここ数年での取り巻く環境の変化だろう。17年にキャディを変え、昨年夏には、学生時代からキャディ兼コーチとして長年戦ってきたコル・スワットン氏とも関係を解消。慌ただしく変化するプロ生活の一方で、私生活では3人の子だからに恵まれるなど嬉しいニュースもあった。18年の「ウェルズファーゴ選手権」で優勝を飾ったものの、アップダウンは激しい。
今年は7、8月にはトップ10フィニッシュが4回と上り調子。33歳を迎え、腰に負担をかけないスイングに変えてから気持ちも楽観的になった。
「自分を哀れむのは、もうたくさんだ。自分以外のあらゆることを責めることは簡単だ。だが、時には気持ちを切り替えて前に進まなければいけないだろ?」
15、16年は世界ランク1位に上り詰めた。明るい笑顔がトレードマークのオージーが、再びトップに返り咲く日はいつになるのだろうか。
■プレーオフを逃したファウラー 不振脱却へ試行錯誤
リバウンドが待たれるのは、リッキー・ファウラーも同じ。FedExCupランクは127位に落ち込み、昨シーズンはキャリアで初めて「BMW選手権」にも進出できずに終わった。米ツアー5勝の実力者は、今暗いトンネルの中を進んでいる。
「精神的にとてもタフなのは確か。前進しようとしている」と、予選落ちした10月の「シュライナーズ・ホスピタルズ・フォー・チルドレン・オープン」で語っている。
低迷している一番の理由は、改造したスイングがまだ完成していないことだ。
「セントリー・トーナメント・オブ・チャンピオンズ」で5位タイ、「アメリカン・エキスプレス」で10位タイと、再浮上に向けて一筋の光が見えたがまだだった。現在もコーチのジョン・ティレリーと模索を続けている。
ショットがよかったとしても、グリーン上が振るわない。ストローク・ゲインド・パッティングで178位という位置は、19年初旬に13位に立っていたファウラーからすると信じがたい現状だ。
「迷っている暇はない」とシュライナーズでファウラーは語った。「僕たちが望むところ、つまり優勝争いできるようなところまで持っていくつもりだ。優勝するチャンスをもっと手にし、とりわけメジャーでも優勝のチャンスを手にする」とも述べた。
コロナという前代未聞の事態に直面し、戸惑っているのは上記5選手だけではない。様々な経験を積み、何度も優勝カップを手にしてきた世界トップ選手たちが先陣を切って輝かしい活躍を見せれば、ゴルフ界にとって希望の光となることは間違いないだろう。
<ゴルフ情報ALBA.Net>

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