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コロナ禍の2020年ゴルフ界 問われた分かれ道の過ごし方【岡本綾子に聞く女子ツアー】

2020年は新型コロナウイルス感染拡大という大変な年になりました。疾病との目に見えない戦いは、0歳の人も100歳の人も同じ。大昔、女子プロの世界を築いた人たちも、今の若い選手たちも同じように経験したことのない前代未聞の事態です。これを、いい年にした人と、何となく乗り切れなかった人にわかれたのではないでしょうか。
試合がなくなり、身動きも自由に取れない中、プロゴルファーそれぞれが、一人で24時間の使い方を考えて、トレーニングしたり練習したりすることが増えたのは、よかったのではないかと思います。
最近は、コーチなど誰かが必ず付きっきりでいないと練習できない選手も少なくありません。やるべきことを手取り足取りしてもらうのが当たり前になっている場合もあります。でも、人間は他の動物と違って未知の部分を探求し、考える動物。たくさんの情報や、教えられたことの中から自分に必要なものを選び、そこから自分で解釈することで初めて身に付きます。
今回のことは、若い選手たちにとって自分を見つめ直す機会になったはずです。今までずっと誰かに頼ってあまり考えることをしないできた人にとっても、そういう時間を持ったことは有意義だったはずです。
もちろん、人間の能力の開花には早い遅いがあります。すぐにうまく結果が出るケースと、そうでないケースがあるでしょう。早いほうが注目を浴びやすいのでいいように見えますが、人はそれぞれ。マイペースでいいのではないでしょうか。
情報の宝庫といえるスマートフォンは便利で、大きくジャンプする土台になることもあります。一方で、ストレス源にもなるので注意が必要です。今の若い選手たちの60%以上は、携帯(スマートフォン)なしでは生きていけないように見えます。人気選手になればなるほど、励ましもあれば、ストレスになることも書かれているはず。ほんの少しであったとしても、大きなダメージとなるはずです。
2021年、70歳になる私は、20歳の人とは50歳も年齢差があります。それでも、中傷を受けるとめげてしまいます。そういう気持ちは時代には関係なく人間なら誰でも持っているものです。中傷されないようにするためには言動に気をつけて丁寧に人と接するのがいいのですが、そうすると本音も言わなくなってしまうことになり、ストレスもたまります。
「ほめられて伸びるタイプです」などと自分で口にしている若手も多いですが、そういう人はこういったストレスには弱いはず。だから“賞味期限”が短い。他人からの叱咤があるから、人間は“賞味期限”を1分、1秒と伸ばせるのです。成長するとはそういうことだと思います。練習に励んでいるのに中傷されると落ち込むのは人間ならば当たり前。叱咤を受けることは大切ですが、中傷をやたらに間に受ける必要もありません。ストレス源から離れる時間を作る。簡単なことです。
夢や希望を全部口にできる今の若い人たちは、うらやましい限りです。それがうまくいっても、うまくいかなくても別に責められない。ただ、ストレスをできるだけ回避する方法を、もっと考えたほうがいいでしょう。
聞き手・小川淳子

<ゴルフ情報ALBA.Net>

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